2012.10.04 Thu
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.20年以上英語の仕事に携わり、20年近くカナダの英語圏に住んでいますが、これまで、英語に興味のある日本人の大人の英語に接してきて「こうすればもっと効率よく伸びるのにな~」とか「あの学習法では宝の持ち腐れだなあ」などと思うことが何度となくありました。
本書はそのような私の想いの集大成です。
トロントに住んでいるので、第二外国語習得の研究で先端を行くトロント大学の教授や図書館にもアクセスできたことが本書を支えています(ただし、研究者ではなく一般読者を意識しているので、使っている日本語はごくシンプル)。
主な目的は、昭和の英語教育を受けた日本人の大人に多い、インプットはある程度できているのに、アウトプットする練習が不足している状態を解決することです。
「知っている英語」を「使える英語」にするということです。
楽器を弾けるようになるには、楽譜を読むだけでなく、弾く練習が必要です。
英語も同じだ、という考え方を基に、運用力をアップするにはどのように練習すればいいのか?に多くのページを割きました。
そして、語学は「続けてなんぼ」のものなので、続けるためのモチベーションの固め方についても考えてみました。
そのなかで「私たちが目指すのは“英語帝国”の英語ではなく、コミュニケーションのための世界共通語である国際英語」という趣旨のことを書いていますが、その流れで上野千鶴子さんの文言も引用させていただいてます。
英語に興味のある方、英語習得に何度か挫折したことがある方、ぜひご一読ください。(著者 広瀬直子)
カテゴリー:著者・編集者からの紹介