女の本屋

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金益見 『性愛空間の文化史』

2013.01.04 Fri

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 「なぜこんなところにお城が?!」

高速道路を車で走っていると、突然目に飛び込んでくる西洋風のお城の形をした建物に驚いたことはありませんか?
現在、日本にはラブホテルと呼ばれる施設があります。

しかし、ラブホテルは最初からラブホテルだったわけでもなく、派手な外観をしていたわけでもありません。
「連れ込み宿」や「さかさくらげ」など、現在「ラブホテル」と呼ばれるようになるまで、様々な呼称が付けられては、消えていきました。

姿・形は変わっても同じシステムや機能を持った空間が、なぜ時代によって変化したのでしょうか。
本書は、ラブホテルの業界に関わる様々な人に聞き取り調査を行い、その変遷を明らかにしました。

ラブホテルと聞くだけで顔をしかめるひとが多いですが、実は圧倒的なニーズによって現在に至った日本文化であると私は思っています。
隠すことで成長を遂げた文化に、正面からひかりを当てたいと思って書きました。

はじめに
序章 ラブホテルのルーツ(出合茶屋、船宿、待合/ラブホテルに近い「円宿」の出現)
第1章 連れ込み旅館の成り立ち(「連れ込み旅館」に至るまで/普通の旅館から連れ込みへ/「連れ込み」の目印)
第2章 モーテル(ホテル)の誕生と衰退(アメリカのモーテル/日本のモーテル/類似モーテル)
第3章 ラブホテルの隆盛(デラックス化されたラブホテル/女性が喜ぶファッションホテル)
第4章 ラブホの現在(「ラブホ特集」の影響/ラブホの現在)
参考文献
あとがき
ラブホテル年表
人名・事項索引

(著者 金益見)








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タグ:セクシュアリティ / / 性愛 / ラブホテル