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No.11 回答 

2012.12.27 Thu

「年齢を味方にする」再就職を考えてみては?

これまで順調に「サラリーマンの妻」ライフを送ってこられたにも関わらず、雲行きが怪しくなってきて大慌てという状態ですね。日本の年金や健康保険の仕組みは「配偶者が雇用されていたら妻(もしくは夫)は掛け金の負担がない」という状態になっているのに、「配偶者が雇用されなくなったら、その妻(もしくは夫)は年金や健康保険の掛け金を自分で払わなくてはならない」という矛盾に満ちた仕組みになっています。つまり、それだけお上が「サラリーマンの妻はおいしい」という状況を作っておきたいということなのでしょう。

さて、お尋ねの「40代でも再就職は可能か?」ということですが、これは「どのような仕事で再就職をするか」によってお答えは異なってきます。女性の多くが希望する「一般事務」なら、かなり難しいでしょう。なぜなら、雇用する側はPCスキルの高い若い人を希望していることが多いからです。しかし、クレーム処理などをはじめとする対人がらみの仕事の場合、「年齢が功を奏する」ということもあるものです。したがって、これまでの経験にとらわれず、「年齢を味方につける仕事」にトライしてみてはいかがでしょうか?

一般的には介護がらみの仕事がすぐに連想されるかもしれませんが、高齢者のケアの仕事も幅が広いものです。また「教える」「相談を受ける」といった仕事も中高年には向いていると思います。仕事の内容を限定しすぎず、柔軟に考えながら再就職活動をしてみてはいかがでしょうか。また、中年期以降の再就職は公募ばかりではなく、「人からの紹介」なども活用してみることをお勧めします。

カテゴリー:キャリア相談

タグ:仕事・雇用 / キャリア / no11 / 女性の労働 / 福沢恵子

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