2010.08.03 Tue
【8/3 第3次男女共同参画基本計画に盛り込むべき施策に関する提案募集】
8月31日(火)までです。この機会に是非私たちの意見を届けましょう。
* * *
政府では、男女共同参画社会の形成の促進に関する施策を総合
的・計画的に推進するため、男女共同参画社会基本法に基づき、
平成22年中に第3次男女共同参画基本計画を策定する予定です。
この基本計画については、男女共同参画会議(議長:内閣官房
長官)が、本年7月23日に「第3次男女共同参画基本計画策定に
当たっての基本的な考え方」を答申しました。
この答申を踏まえ、政府において第3次男女共同参画基本計画
の内容を検討するに当たって、この基本計画に盛り込むべき具体
的施策について、国民の皆様からのご提案を募集いたします。
■提案募集の対象
第3次男女共同参画基本計画に盛り込むべき具体的施策
■提案募集の期間
平成22年8月3日(火)~平成22年8月31日(火)
■提案の提出方法及び提出先
専用メールフォーム、郵送、ファクスのいずれかにより、所定の
様式で提出をお願いいたします。
詳細は以下のページをご確認ください。
(専用メールフォームも以下からアクセスしてください)
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/teianboshu.html
(内閣府男女共同参画局HPより)
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参院選終了後、男女共同参画政策の今後をさらにウォッチしていきます。
【7/23「基本的な考え方」答申】
昨年3月、麻生太郎総理大臣から諮問され、基本問題・計画専門調査会で審議されてきた「第3次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方」ですが、予定では、先月内に答申されることになっていたところ、担当大臣の交代や参議院選挙で延期されておりました。6/7に開催された基本問題・計画専門調査会から2ヶ月近くたって、7月23日午前中に開催された男女共同参画会議にて答申されました。
この参画会議の動画が、政府インターネットテレビにアップされており、菅総理大臣のスピーチも視聴することができます。
「今までは、男女共同参画というと、女性を中心とした課題だという受け止めが多かったが、今回は、男女を越えて、男性自身が、男女共同参画について行動できるかどうか、そういう視点がもりこまれていると理解している。男女担当は、女性の閣僚にお願いすることが多かったが、今回玄葉大臣にお願いすることになったのは、積極的な意味をもっているとご理解いただければと思う。日本社会にはいろいろな問題があるが、その一つが、男女共同参画、それが十分に進展していないことである」等々。
↓こちらから視聴できます。是非ご覧ください。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3667.html
答申全文(pdfファイル)
http://www.gender.go.jp/danjo-kaigi/kihon/sanjikeikaku/toshin/toshin.pdf
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民主党の歴史的勝利による政権交代から1年、また選挙です。参議院選挙は6月24日に公示され7月11日投票日です。今年は北京女性会議から15年目、おりしも男女共同参画第3次計画の策定作業が進んでいます。男女共同参画政策の動向をしっかり見守りたいものです。
すでに各地で政党アンケート等の動きがあります。この特集では、報道記事も含めて、各地の動きをご紹介します。各党、候補者が、ジェンダー平等についてどのような考え方をしているかも、見極めなくてはなりません。
今のところ、参院選関連報道で男女共同参画についての記事はあまり見当たりませんが、新しいものを上に紹介していきます。
* * *
◇6月に実施された、均等待遇21事務局による、雇用の均等に関する政党アンケート結果です。自民党は「回答は無理」ということだったそうです。
http://www15.ocn.ne.jp/~kintou21/10/0623anke.html
◇ワーキングウーマン@名古屋のアンケートです。7月3日
質問項目は次のとおりです。
質問1.
所属政党で比例区の候補に男女のクオータ制を導入する考えはありますか
質問2.
批准しているILO100号条約の法文化のため労基法第4条にこの原則を明文化することについてどう考えますか
質問3.
「女性差別撤廃条約」の選択議定書の批准についてどう考えますか
質問4
.オランダ型ワークシェアリングの日本への導入についてどう考えますか
質問5.
男性の育児休業取得率を上げるためにも休業補償を月額報酬の80%にすることについてどう考えますか
ちなみに、クオータ制については導入検討はゼロだそうです。
結果は以下の頁でご覧ください。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/w_woman/
◇毎日ボートマッチ「えらぼーと」にて、候補者アンケートが行われておりました。質問項目に別姓が入っていまして、候補者がいろいろな答え方をしておりまして、 たいへん興味深いです(答えないとか)。
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/
http://mainichi.jp/select/seiji/eravote/10votematch/etc/
◇毎日新聞 6月24日
「どうなってるの:10参院選 化粧品販売会社経営・玉山トヨ子さん /岩手」
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100624ddlk03010016000c.html
◇mネット(mネット・民法改正情報ネットワーク)の民法改正に関する政党アンケート
回答があったのは民主党・自民党・公明党・共産党・社民党・国民新党、たちあがれ日本の7党で、みんなの党、新党改革、新党日本、新党大地の4党からは回答はなかった。
今回の参議院選挙で、自民党、国民新党、たちあがれ日本の3党が、「選択的夫婦別姓に反対」を公約に掲げている。
一方、これまで民法改正を公約に掲げてきた民主党は、今回の参議院選挙では公約に掲げていない。
各政党の回答一覧は下記のURLでご覧ください。
http://www.ne.jp/asahi/m/net/sangiinanketo2010.pdf
◇仙台の「別姓を考える会」では
参議院議員選挙 宮城選挙区への立候補予定者に対し「選択的夫婦別姓について」公開質問状を送付し、20日現在回答があったものについてウェブサイトに掲載しています。回答者は半分以下でした。
http://homepage.mac.com/tsuchiya_sat/bessei/103.html#miyagi
ほぼ毎回国政選挙のたびに同じ質問を投げかけているそうですが、賛成から反対に意見を変えている方などもおり、なかなか興味深い結果ではないかと思います。
◇「ななの会」(選択的夫婦別姓の会・富山)でもアンケートが行われ、結果が上記ウェブサイトに掲示されています。
http://homepage.mac.com/tsuchiya_sat/bessei/103.html
◇熊本で男女共同参画について候補者アンケートをなさった方々がおられます。「熊本婦人有権者同盟」(牛嶋武良子代表)と「男女共生社会を実現するくまもとネットワーク」(佐藤玲子共同代表)はそれぞれ、熊本選挙区の立候補予定者5人に実施したアンケート結果を発表しました。毎日新聞熊本版の参院選記事で扱われています。
「’10参院選くまもと:5候補予定者対象に、2市民団体がアンケ /熊本」@毎日jp
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100619ddlk43010598000c.html
「男女共生社会を実現するくまもとネットワーク」のアンケート結果は、ブログでも詳しい結果がみれます。 http://danjonet.blogspot.com/
◇静岡では、県地域女性団体連絡協議会が公開討論会を開催したとのことです。静岡新聞が記事にしています。
静岡新聞 6月19日
「福祉、教育問題を議論 立候補予定6人、静岡で討論会」
http://www.shizushin.com/news/feature/sanin10/news/20100619000000000013.htm
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