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パソコン事始・・・60の手習い(18) 自作に向けて今私にできること(1) パソ子
2012.08.25 Sat
自作するにはお金もかかるし、時間もかかりそうなので、まずはその心構えから始めようと、パソコン自作のHPをちょこちょこ、のぞきに行きました。
すると、パソコン自作力検定というサイトがありました。自作力を試す練習問題が載っています。著作権の問題があり、コピペするわけにいきませんので、出題要旨だけ書いてみます。たとえば、こんな問題です。全部、4択問題ですが、選択肢もパクリになるので挙げません。
- A8-3850のTDPは何Wか?
- Serial ATA Revision 3.0 の最大転送速度は?
- DDR3のメモリの仕様は?
たまたまそのサイトでは4問掲載されていまして、やってみたら、私は全問正解でした(えへん)。
嘘です! 問題文を読んで調べまくりました。調べまくって、正解にたどり着いて解答したのでした。でも、本番の試験では、これを知識として持っていなくてはならないのですね。しかも、こうした製品の開発は日進月歩、1~2年の経過が状況をドラスティックに変えてしまいます。
私は子どもの頃から、たぶん親が女である私の勉強の出来に興味がなかったせいだと思いますが、勉強の仕方というものを知りません。大きくなって「試験」というものが定期的に行われる頃になりますと、どうしてよいかわからず、試験の前に教科書に載っている問題を読んで、問題を解きながら覚えていく、という方法を取っていました。クイズ形式です。勉強してから問題を解くのではなく、問題を解きながら勉強する、という方法です。これは結構効率的で、大人になってから、宅建主任という私の人生に何の役にも立たない資格試験を受けたことがあるのですが、この方式で受かりました。きっと、勉強をしてから実力をみるために問題を解く、というのが正しい道だろうと想像するのですが、その、「勉強」をしてから、というところの「勉強」の仕方がわからないので、そこはパスしているわけです。
その上に、致命的なのは、私は人の話が聞けない、という弱点があることです。授業をいくら聞こうとしても、聞いている間に頭が遊び始めます。どうしてもだめなのです。それで、結局、授業ではわけがわからず、試験前に独学する、という方法をとってきました。この独学も、私にはなかなか効率的で、高校3年生の時などは自分の弱点に気づきましたので、数学の授業は特に頭が遊びますから、「授業など聞いている暇はない」と、先生が喋っている間に教科書を読んで、どんどん問題を解いていきます。すると、すごい効果なのですよね、とてもよく理解ができて、数学はパーフェクトなんです。もっと昔から、このやり方でやればよかったと思いました。教室に座らされて、一斉に先生の話を聞かないといけないなんていう授業方式では、私のような子どもには全く効果がなかったようです。
この連載を始める時に書きましたように、私は、パソコンを習いに行きましたが、実はやっぱり講義中は、なかなか理解にたどり着かないのでした。どうしても、頭の中がお散歩をするのです。これは大事なことだから聞いておかなくちゃ、と思うのですが、頭が勝手に違うことを考え始めます。この年になってもこれですから、もう、私の脳の器質的問題かと、、、。
実はまだそのお勉強は終わっていなくて、私はコース半ばで中断している状態です。これは、「パソコン整備士」講座という、パソコンのハードを含む構造を学ぶ講座です。パソコン整備士というのは、民間団体が出している資格ですが、この資格もなかなかハードルが高く、整備士と名乗れるのは1級合格者だけとのことです。私のコースは、3級、2級と進むコースですが、ほとんどの人が合格する3級で止まってしまっています。なかなか講座に通えなくて、中断です。
3級合格者は、「パソコン診断士」というそうですが、診断なんてできませ~ん。(開き直り!)
なにしろ、クイズ形式で勉強しますから、にわか知識だったらしく、時間が経つと消え去ります。
さて、その3級の試験問題なのですが、こちらは易しいです。
1. DHCPサーバーの役割
2.クロック周波数の説明
3. スパイウェア対策
など基本的な問題で、やっぱり4択問題です。易しいと言っても、お勉強する前は、ちんぷんかんぷんでしたが、、、。それに、4択だから解答できますが、自分で説明しなさい、と言われればやっぱり無理です。
さて、先に書いた自作力検定なのですが、解答するためにいろいろ調べていましたら、ほんとうにすさまじい勢いで、製品開発が行われているのがわかります。仕様が変わりますと、名称も微妙に変わって行きます。自作するには、この製品開発にも敏感でないとだめなのですよね。
その自作力検定のサイトには、とてもかわいらしいギャルの写真が載っています。グラビアアイドルらしいのですが、この検定の公式サポーターだそうです。私はてっきり、このかわいらしいギャルがパソコンを自作するチューターか何かだと思って、そこに掲載されていた彼女のブログを見に行きました。女性が書いているなら、わかりやすく説明をしてくれているかな、なんて思ったのです。なにしろ、機械オタクみたいな男の人の書いた文章は、ほんとうにわかりにくいですから。でも、あてがはずれました。彼女は、イメージ・ガールなんですね、子犬を抱いている日常の姿や、ベッドにセミヌードで横たわっている姿など写真中心のブログです。際どい写真には、「検定でがんばったあなたへのサービス、うふっ」とか書いてあって、、、。
パソコンを自作する人は、みんなギャルの際どいセミヌード写真を見ると、喜ぶと思われているんでしょうか。なんだか、70年代の商業的コンセプトみたいな、古めかしさを感じます。自作する人には、定年退職した団塊男性あたりが多いようなので、このコンセプトでいいんでしょうか。男性に対しても、失礼なような感じがするのですが、、、。
自作力検定の問題にあったA8-3850のTDPなど、次回、書いてみたいと思います。そして、頭の中でシミュレーションして、少しずつ、自作へのイマジネーションを高めていくことにします。