上野研究室

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WANが生んだ200万円! ちづこのブログNo13

2011.08.20 Sat

どこのドイツからうれしいお便りが。友人のきつねまりこさんからです。本名がMariko Fuchs、ドイツ語できつねさんだから。デュッセルドルフでNPOのHumanetを主宰していらっしゃいます。以下、ご本人のお許しを得て転載を。このブログがデュッセルドルフと仙台をつなぎました!

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Liebe Chizuko!

ちょっと嬉しいお話です。

実は、私たちのNPOひゅうまねっとに、デュッセルドルフのお寺というか、日本文化センターが地震被災者のために集めた義援金、3万ユーロを寄付してくれることになりました。というのも、ドイツのNPO法は厳しくて、定款にない活動をしてはいけないので、お寺は義援金をせっかく集めたものの、そのような救援活動が定款にないので、集めた義援金が宙に浮いていたのです。

 

で、いろいろ当局と折衝を重ね、それをそっくりひゅうまねっとに寄付していただくことになりました。私たちのNPOは、定款で救援活動をうたっているので、OKというわけです。

さて、その使い道。もともと私たちも、自分達で集めた義援金を私たちの元メンバーで仙台在住の養護教諭が独自に立ち上げたプロジェクトに活用するつもりでいました。でも、ふってわいたように、大金がころがりこんできた。そのプロジェクトだけじゃ使い切れない…

そんな矢先、WANで、ちづこのブログを読みました。加藤哲夫さんの記事。さっそくググってみて、「つなプロ」なるものに遭遇。うん、これよさそう! そこで、寄付金のおおもとである日本文化センターの青山所長に、ここに寄付しましょう、と持ちかけました。

すると、まあ、なんという偶然。青山先生は元東北大の独文の教授ですが、加藤哲夫さんのことをとてもよくご存じだったのです。とんとん拍子に話が進み、加藤哲夫さんのせんだい・みやぎNPOセンターに、200万円の寄付が決定!

ほらね、ネットワーキングとマネジメントがドッキングしてますよ~。その気にさせたブログのお蔭、ちづこ理事長の業績です、はい。

 

カテゴリー:ブログ

タグ:女性運動 / 上野千鶴子 / フックス 真理子