上野研究室

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第21回上野ゼミレジュメ ゆうこ

2014.09.17 Wed

2014.9.5

ゆうこ

第21回 上野ゼミ モテの当事者研究―弱さを公開する強さ

課題図書:『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』二村ヒトシ(2014)

○自己紹介

わたしとフェミニズムと恋愛と。

○本の概要

「恋愛や性に悩む女性」に向けて書かれた「女って何だろう」「恋って何だろう」を問うている本。もし、恋をしていてその恋が苦しいなら、それは自己受容(自分を受け入れて、愛してあげること)ができていないからかもしれない。(もちろん、完璧に自己受容できている人はいないけど)。心の穴を埋めようとする恋だからなのかもしれない。

○書店で見て買って読んでみて

図星!

・「むこうから好きだって言ってくれる人は、なぜか、好きになれない」(p.4)

・あなたが恋している男性は、彼が「あなたを愛さないでいる」かぎり、理想の男性であり続けるでしょう。(p.44)

・ヤリチンは「ヤリチンに恋した女」には恋しない。(p.79)

・男性が「自己肯定しているような自分」になりやすくできているのが、今の社会(p.92)

・男たちのインチキ自己肯定とは、社会や仲間内が許してくれることで「自分自身に深い疑問を持たないでいられる状態」(p.94)

・どのような人生を選択しても、それが自分の意思だったとしても、自分自身のあり方や生き方に疑問を持ち「自己受容できない」でいる女性が、とても多いんです。(p.96)

・「インチキ自己肯定」をしている男ほど、他人を「支配」したがるんです。(p.107)

・大切なのは「いつ、させるか」じゃなくて「その人とセックスすると安心できるかどうか」です。(p.133)

 

○課題図書として読んでみて

・心のどこかで自分を「ダメだな」と思っていると、あなたのことをなかなか受け入れてくれない男性や、あなた以外のことに夢中な男性が、とても魅力的に見えることがあります。(p.23)

・恋愛をつらくしてしまう原因は「自分は女として、人間として、価値が低いんじゃないか」と心の底で思っていること(p.25)

・今の自分を愛してくれそうな人を最初から無意識に「男性として見ない」ようにして、そういう相手がいるのに「その存在に気付かない」または「わざと無視する」人もいます。(p.28)

・恋とは、「欲望」

「愛する」ということは「相手を肯定する」ことです。(p,29-30)

・僕が知ってる「結婚で幸せをつかんだ女性」は、(略)「理想の男性=彼女を苦しめる男たち」への恋心と決別できた(p.47)

・「人から大切にされない」ということは「自分を大切にしていない」ということ。(p.76)

・自己受容できて自分を大切にしている女性なら、そんな男性(ヤリチン)には最初から興味を持たないか、「彼は私を受容しない」とわかった時点で距離をおくでしょう。(p.81)

・かつての一般的な女性は、自分からは恋をせず「自分に恋してくれた男たち」の中から、いちばん「愛せそうな男」を選んで結婚していました。

自分に恋した男を愛し、子どもを産んで育てることで、彼女自身も精神的に成長して自己受容することができていたのです。(p.98)

・「女らしい人」とは「愛されるという見返りを求めないで、自分の女性性で他人を楽しませたり、助けたりしてる人」(p.164)

・「男らしい」ということは「見返りを求めず、他人のために自分の力を使うこと」(p.167)

・理想のカップル。①「恋する男と、愛する女」のカップル(p.203)

・自分で自分を許していないから気づかないだけで、あなたの周囲に、あなたに好意を持ってる男性って、じつはたくさんいるんです。(p.227)

 

○恋愛って何ですかね。

○いろんなフェミニストがいて、いいんですね。

第21回上野ゼミ モテの当事者研究――弱さを公開する強さ

 

カテゴリー:レジュメ

タグ:セクシュアリティ / 恋愛 / セクシュアリティ研究 / セックス

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