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朝日カルチャーセンター★受講生レポートNO.8「日本のフェミニズム」

2011.09.05 Mon

【朝日カルチャーセンター★受講生レポートNO.8】「日本のフェミニズム」連続講座

★日本のフェミニズム:第5回/『母性』★2011/9/3 江原由美子先生

≪シリーズ日本のフェミニズム~母性≫

「物心ついた頃から出産する気がなかったので、妊娠・出産について若い頃は関心がなかった。(学生時代は「女性=将来は必ず出産するもの」という前提で授業が行われており、嫌悪感しかなかった。)
しかし、30代半ばになり、友人や職場の人など、身近な人に妊娠・出産する人が出てきて、彼女たちの気持ちや立場を知りたいと思うようになった。
江原先生の実体験に基づいた話は、とても説得力があった。今までは子供のいる女性が「人」としての振る舞いを求められている場で「ママさん」を強調して生きているのを見て「自分というものがないさびしい人だな」と思っていたが、「母性」の持つ重みから「自分=母」という生き方しか選択できないのかもしれないと考えさせられた。」(30代)

「大変勉強になりました。ありがとうございました。女性だけに妊娠・育児の負荷・ストレス・責任などがあまりに非対称な形で負わされるのは現実です。
しかし、たいていそれをあたりまえのこととして生きていく。自分もそう生きてきたのだから、あなたもと渡していく。女性の生き方、考え方に変化が必要と思います。
原発のことで福島の家庭夫婦の考え方のちがいによって、生き方・行動が選ばれる事態が起きています。
男性はなぜああしたことにセンシティブなのかということを解く機会となりました。しかし、あるイミで女性がモノをいうひとつの時代の幕開けといういう気がします、苦すぎますが。」(40代)

「江原先生の講座は二回目です。先生のお話は難しい事柄も親しみやすいというかわかりやすく話していただき、最後まで集中して聞いていました。
今回のテーマは、不妊治療や子育てをしている女性の現状を知ることができ、勉強になりました。女性に対する社会的支援のなさを知るたびに、聞いていて辛いです。」(30代)

「母性のうちでもとくに妊娠・出産に関わることがたくさん聞けてよかったです。その世代になっている私たちにとって、情報がぜんぜん届いていないという実感がありました。
大学などで教えてもらう機会はあってもよい。そうしたら女以上に男が変わってくれるんじゃないでしょうか?」(30代)

「母性の現在的状況がわかりました。急変している中で女性も男性も心情や意識は変化しているのかいないのか。
母性観念が相変わらずあることを考えるとよくわからなくなります。」(50代)

「とても感動いたしました。田舎ほど厳しい考えがあります。今回のお話を受講させていただきもっと自分の人生、娘の人生もたいせつにし、社会と関わっていきたいと思います。」(60代)

「僕も妊娠・出産の大変さを知らないなあと痛感した。」(50代)

カテゴリー:拡がるブックトーク2011

タグ:母性 / 江原由美子 / 朝日カルチャーセンター / 受講生レポート / 不妊治療 / 本女性運動