2011.11.10 Thu
【拡がるブックトーク@東京都北区/第2回】参加者からのメッセージ!
★北区ブックトーク第2弾!「失敗国家、日本」ショック!★ 丸山聖子 平成23年10月22日
10月15日第4巻『権力と労働』、「大沢真理さんが語る、働くこととは」。実は、東大、男女共同参画社会基本法以外、大沢さんのことは何も知らずに参加した。ふっくら、穏やかそうなお姿で、ココロに安心感が生まれた。ちなみにシャツとパンツスーツはシンプル、爽やかな印象。ご趣味は「料理」、いやご本人曰く「刃物が好き、刃物フェチ」おお、爆笑!
講座内容は、1)編集経緯、2)編集方針(命令権力・制約権力・収益権力)3)70年代以降の「女性の労働参加の実態」女性労働の周辺化4)均等法の効果と評価 5)90年代以降のネオリベ改革と女性労働の変化(更なる非正規化)6)ネオリベ政権とジェンダー平等政策の「きわどい関係」(バックラッシュ)7)民主党政権に何が期待できるか 8)今後いかに闘うか 配布されたレジュメのデータに基づき、正確かつ具体的な話で非常にわかりやすかった。しかしズバリ時間不足だった。中でも、現在の貧困率の国際比較では、何と「日本は政策を進めるほど、貧困率が上がる」とんでもない政府であることがわかった。じゃあ、どうすればいいの???
「税制、社会保障制度について、私たちが理解し、正しい法案がマスコミに歪曲されず、まともに審議される国会にすべく、「一票」の力を有効活用する。また、ロビー活動は永田町だけじゃない、貧困率上昇のデータを持参で、地元議員に「どう思われますか~」と投げかけ議論するのもあり!総選挙まで2年…今!です。」と。いや~危機感があおられた。
質問後は、渋谷さんを交えての「ミニ読書会」。第4巻の中から『たかがお茶 されどお茶』(1992)「茶くみ廃止の方針と現状 金融関連会社・総務部 31歳」の短い文章をその場で読んで、参加者約10名が思い思いに語り、一巡。自分のかつてのお茶くみ体験あり、現在の職場の茶くみ事情報告あり、お茶入れは好き発言あり、著者の職場を少しずつ変えたい思いに、講座内容の今を重ねた。また、大沢さんのお話が中身が濃すぎて、質問しそびれた、主婦年金問題「にぶんにじょう」ってどんな字?どんな制度?と講座に立ち戻る話あり…あっという間に予定の40分が過ぎた。今後も読書会に参加したい人はアンケート記入して散会した。
大沢さん編集『承認と包摂へ』を購入…この国の将来を真剣に考えず、自分の老後も、子の未来も考えずに来た自分を再認識。ぜひ、読書会で共に学びたい。一人では学べないので。
企画・運営して下さったWAN、参画ネット・ノースヴィレッジゆう(東京都北区)の皆様に感謝。
現在、7か所でブックトークはすでに終了。残すは6か所、あっ今日(10月22日)は札幌、続いて、大阪、大田区、名古屋、豊島区、盛岡(調整中)とある。刺激とお楽しみ満載、おススメです。あと1回豊島区の「男性学」は行けそう!!
……………
■日時:2011年10月15日(土)
テーマ:第4巻 『権力と労働』
登壇編者:大沢真理
会場:東京都北区男女共同参画センター
主催:東京都北区男女共同参画センター
企画・運営:参画ネット・ノースヴィレッジゆう
カテゴリー:拡がるブックトーク2011
タグ:女性運動 / 本 / 大沢真理 / 権力と労働 / 東京都北区男女共同参画センター / ネオリベ改革 / ジェンダー平等政策 / 貧困率上昇
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