【転載】
当該支部は、ケアワーカーズユニオン(福祉・介護・医療労働者組合)山紀会支部、大阪市西成区にある社会医療法人山紀会(病院、介護施設、在宅介護)にある労働組合です。
山紀会支部は2013年に組合結成以来、数々の組合潰しを受け、長年に亘って労働委員会など係争してきました。組合として10件以上、労働委員会への救済申立を行い、その多くが不当労働行為として認定されました。
とりわけ、問題となったのは、法人が、2020年、組合役員に対して2度の懲戒処分を行ったこと、組合活動をおこなった組合員個人に対するスラップ訴訟等でした。組合は、労働委員会へ救済申立を行い、2022年、労働委員会は、懲戒処分は不当であり、スラップ訴訟が支配介入であるとして 不当労働行為と認定しました。
本来ならば、命令に従って不当労働行為を繰り返さないようにすべきですが、法人は、組合嫌悪の態度を改めることなく、今度は 組合支部長、副支部長への一時金減給や定期昇給差別など不利益取扱を続けています。
組合は、2024年3月、大阪府労働委員会へ救済申立しました。しかし、さらに2024年5月、組合支部長に対して、突然の異動案を提示し、あわせて2025年5月をもって組合拠点である訪問介護事業所を閉鎖する通告をしました。
組合は、再度、府労委へ救済申立てを行い、法人に対しては、閉鎖・異動問題を事前協議すること、経営改善会議の開催、労使の努力で問題解決することを求めてきました。
しかし、法人は、これらをすべて無視し、本年2月21日、山紀会は組合に対し「本年5月末に訪問介護事業を閉鎖する」と最終通告してきました。これは、利用者、職員との対話を一切拒否する問答無用の閉鎖通告であり、絶対に認めることはできません。
労働委員会での審問を無視し、組合とかわしている事前協議約款を踏みにじり、職員・利用者との話し合いを拒否する訪問介護事業所閉鎖を強行することは許されません。
労働法や地域福祉を踏みにじる山紀会と、組合は徹底的に闘います!
皆様に是非、抗議ファックスをお願いいたします!
山紀会本部理事長室 FAX 06-6659-8283
山本第三病院 FAX 06-6652-9553
やまき苑 FAX 06-6659-0002
※FAXは組合のほうにも合わせてお願いします。
(組合 FAX)06-6180-7444
社会医療法人山紀会
理事長 山本時彦 様
本部長 山本孝子 様
人事総務次長 佐竹倫子 様
介護事業部長 阪井弘子 様
↓以下のファイルをご利用ください。↓
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