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SR(社会的責任)をめぐる冒険:その8

2014.01.04 Sat

 WANのみなさま、あけましておめでとうございます。2014年、新しい年を、みなさまはどのようにお迎えでしょうか。

 

 2013年は、振り返ると社会にも、わたしの身辺にも、さまざまな出来事がありました(WAN理事長、上野千鶴子さんの年頭のご挨拶でも冒頭に言及されていますね)。暗い気持ちになるようなニュースがあふれ、歯がゆい思いをしたり、自分のふがいなさに凹みそうになったり。一方で身近な、ときに物理的な距離をも超えて活動を共にする人たちとの、公私にわたるやりとりのなかで、何とか前を向いて歩くための元気や励ましをいただくなど、たくさんの感情も体験した1年でした。WANをとおして、オンライン、オフラインのさまざまなつながりをいただけたことも、わたしには大きなエネルギーとなりました(特にH-WAN、C-WANのみなさま、ありがとうございました!)。まずは、そのことに深くお礼を申し上げます。そして新たな1年に向けて、明るい気持ちを失わないようにしながら、今年もWANボランティアの一人として、新たな発信と出会いを楽しんでまいりたいと思います。

 

さて、実はここに書き綴ってきた、わたしのSRをめぐる冒険も、2014年、次のステージへ向かうことになりました。4月から1年間の予定で、SRと男女共同参画を研究テーマに、京都にある龍谷大学大学院で学ぶ機会をいただけることになったのです。正確には研究のテーマを、「組織の社会的責任として取り組む男女共同参画のガイドライン作成による、男女共同参画政策推進」と設定しました。所属するNPO法人参画プラネットが、数年前から龍谷大学のNPO・地方行政研究コースと「地域連携協定」を結んでおり(現在70余の団体が締結しています)、そのご縁もあって今回、本当に清水の舞台から飛び降りる思いで(←あ、京都なので…)推薦受験をし、政策学研究科への社会人入学が実現した次第です。

 

今回のエッセイでは、新年のご挨拶とともにご報告にとどめ、次回、もしお付き合いをいただけるようでしたら、わたし自身の研究計画についてもうちょっと詳細にお伝えしたいと思います(実はこの年末年始で、詳細な研究計画の作成に頭を悩ませておりました。まだまだ全く未熟な、研究者の卵になるべく準備中、のような状態です。来月あたりにはこの計画についてもう少しお知らせできるくらいに成長をしていきたいと思いますので、どうぞご期待ください)。(中村奈津子)

タグ:SR(社会的責任)をめぐる冒険