2014.02.10 Mon
Under 40 (おおよそ40歳以下)のメンバーが
『女たちのサバイバル作戦』読書会をスタート!
第1回は、2/9(日)午前10時から正午まで、第1章と2章を読み、
第2回は、2/9(日)午後1時から3時まで、第3章と4章を読み込みました。
オープニングは、自己紹介タイム。
どんなメンバーなんだろう?
A4用紙に、名前と今日の元気度(%で表示)、どうして参加したのか…について、記入して自己紹介へ。
元気度は60%から120%までと多彩。
どうして参加したのか…は、「友人に誘われて!」という方が多かったのです。
そのキーパーソンは、Mさんのようです。
Under 40 のメンバーが語った内容を記しますね。
まず、読書会のプロ、Yさんから!
・読書会とは、毎回、報告者を立てて、章ごとにまとめ、論点を出すことからばじめます。そして、その報告に対して、参加者がコメントを出して話し合っていく会です。
・「あとがき」を最初に読むと、著者がめざすものがわかります。
・全体は、第1章から3章はスタート<歴史的な社会背景>、第4章と6章は女性の分断<格差の問題>、第7章から9章は男性の分断<逆恨みへの反撃>労働の問題、第10章から12章は「どうすればよいのか?」という構成になっています。
→Yさん、ありがとう。参加者から熱いまなざしが…!
とはいえ、参加者は、働くママたち、それも子育て真最中の女性が多く、Yさんのアドバイスもふまえつつ、今回は、ちょっと気楽に行うこととなりました。
いくつか印象に残ったコメントを記します。
・ジェンダーの問題は、国の政策とつながっている
・労働力人口が少なくなったから、女性を働かせるのが国の政策?結局は、原因が解決していないのでは…。
・家事と仕事を両立しているのに、幸福感が少ない
・勝った人が残り、負けた人が退出する―ネオリベ
・いまだに、「女の子」扱い 妊娠すると「やめないの?」といわれる 育休をとるときの周囲の目が気になる
・男なみにバリバリ働く/時間制限なしでは、とても出産後に育児をしながら働くことは困難
・「母親」と「キャリア」の間で揺れ動く
・夫の育児をみていると不安が募る ケアとは?
・子どもの気持ちは、どうなんだろう?
・ついつい、会社の期待に応えてしまう、わたしがいる
・問題があるのに見えにくい、見えない問題がある…今日、それに気づいた!
・オリンピックはナショナリズム 今の時期は、家のなかがナショナリズムだらけ?
もっと!いろいろ…ありました。
■今日の参考文献(事務局から)
・Yさんがつくってきてくれた資料(図が入っていて、わかりやすい!)
・ぐーちょきぱー『女性と働き方』 (こうち男女共同参画センター「ソーレ」編集、2009年)
・『労働ダンピング』 中野麻美 (岩波新書、2006年)
・『ルポ 賃金差別』 竹信三恵子 (ちくま新書、2012年)
・『働き方革命』 駒崎弘樹 (ちくま新書、2009年)
・『労働関係法のポイント』 (労働調査会出版局、2013)
そして、上野さんへのコメントシートを書いてくださったMさん。
上野さんへ、届けますね。
次回は、2/16(日)★
「ぜひ、次回から参加したい」と、続々、参加者が集まっています。
■主催:NPO法人参画プラネット 事務局/渋谷典子■
タグ:くらし・生活 / 本 / フェミニズム / 読書会あいち / 『女たちのサバイバル作成』