2015.07.03 Fri
「3.11絵本プロジェクトいわて」誕生のキーワードは「つながる」です。5月30日、不思議なご縁に導かれ陸前高田市に行ってきました。
東日本大震災直後の2011年3月19日、末盛代表から受け取ったメールを転送した名古屋の友人Sさんとつながっていたのは、名古屋市長の命により陸前高田市に一年間派遣された名古屋市職員、保健師の日高橘子さんでした。その日高さんに背中を押され活動を続けている、陸前高田市立竹駒小学校読書ボランティア「ささ舟」の磐井さんから携帯に電話を受けた時、偶然にも京都の宿でSさんと一緒でした。
2013年6月、盛岡の絵本サロンに遊びに来たSさんと磐井さんは「日高さん」話で盛り上がりました。磐井さんからの電話をSさんに渡し、先に話をしてもらうと、「わかった。赤沢さんにはそちらに行ってもらうから。」と言っています。2015年5月末に陸前高田に名古屋から日高さんとお仲間たちが来ることになり、一度日高さんに会いたいと話していたので知らせてくれたのでした。5月末はSさんと共に関わっている認定NPO法人の総会が大阪で開催されることになっていましたが、大阪のホテルを解約し陸前高田のホテルを予約しました。
2015年4月の絵本サロンに来た磐井さんに、ビジネスホテルを予約したと話すと、すぐに電話をかけて知り合いのペンションを予約してくれました。
5月30日午後1時に公民館を出発し陸前高田に向かいました。磐井さんの紹介で予約していたペンション福田でひと休みしてから、名古屋の皆さん総勢13名の民宿にお邪魔し夕食をご一緒しました。
名古屋市まるごと支援プロジェクトは、震災後、交替で陸前高田に入り支援活動をされましたが、今回は日程を調整し、みなさん揃って来県しました。翌31日の「おはなし会」がメインイベントです。
日時:5月31日(日)10:00~11:10 会場:竹駒地区コミュニティセンター(竹駒町字館44)
入場無料 どなたでも参加できます。
プログラム:
【前半-子どもプログラム】 ・ごきげんのわるいコックさん(大型紙芝居) ・なんの形かあてっこ!(玉すだれ) ・上から下から(わたべうた) ・にってんさんがってんさん(ペープサート) ・折り染めのこんぺいとう(工作&プレゼント)
【後半-大人プログラム】 ・寸劇(石川劇団) ・玉すだれ(日高橘子)
主催:名古屋市まるごと支援プロジェクト 協賛:読書ボランティアささ舟、陸前高田市地域包括ケアアドバイザー
お問合せ:読書ボランティアささ舟
「お帰りなさ~い!名古屋のみなさま~!」が良いですね!!
紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」
ぺープサート「にってんさんがってんさん」
前半が終わると「ささ舟」の発表がありました。この紙芝居は震災後最初に支援されたもので、使い込んで貫禄がついていました。右の方は名古屋の図書館職員です。リハーサルなしでも息はピッタリでした。
石川劇団の寸劇「船」
日高さんお得意の「南京玉すだれ」が披露され
お弁当をいただきながら交流。思い出話に花が咲きました。
「自治労名古屋アジア子どもの家プロジェクト」から支援金の贈呈を受けました。http://www.jnlu.net/asia%20kihon.htm
★ 赤沢千鶴 ★
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