町田市にあるNPO法人「クラフト工房La Mano」は、藍や草木などの天然染料を使った染め・織り・アートの工房です。La Manoとはスペイン語で「手」という意味で、その名のとおり、手作業が生み出す素敵な作品を制作・販売しています。
1987年に開設した障がい児のための造形教室を前身とし、一般就労が困難な方々の働く場として1992年にクラフト工房を設立、その後、本格的にアート活動を行うにあたって古い農家を譲りうけ、2006年、現在の工房を開始しました。現在、26名の利用者さんが通い、そのうち4名の方が常駐して8年〜10年ほど表現活動にたずさわっています。
私は以前、この工房の作品展を拝見し、心温まる絵がとても気に入っていたので、ちょうどM-WANの記事を書くのを口実に工房を訪れることにしました。
バス通りから脇道に入り細い坂を登ると、左手に入り口と看板が二つ見えてきます。
中に入ると目の前に竹林が広がり、右を見ると青い空に柿渋で染めた布が風になびき、蔵の壁の白さがいっそうきわだって、一瞬自分がどの時代のどこにいるのだろう? という不思議な感覚を覚えました。
アトリエで機織り
藍染の現場
藍染でポケットティッシュ入れを作る
2000坪ほどある敷地は小高い山ひとつ分で、山の中腹には作業場や多目的ルームのあるアトリエが立っています。
草木の手入れには延べ300人が、染めや織物などの作業の手伝いには延べ700人が年間にボランティアとして関わるそうです。
頂上に広がる畑
山の頂上には畑が広がり、ゴーヤやウリ、大根、ジャガイモなどを栽培しています。
染めに使う藍は徳島産ですが、畑では、藍や、黄色の染色に使うマリーゴールドも育てていました。
工房では絵画を専門に描く利用者さんもいらっしゃいます。どの絵もとても味わい深く、優しい雰囲気のものやポップなもの、幻想的なものまでいろいろあります。
なかでも人気なのが尾崎文彦さん作の動物シリーズです。
動物たちの表情と背景の色がとてもよいバランスで、いつまで見ていても見飽きない素敵な作品です。カレンダーやポストカードで気軽に楽しめます。
私がこの4月から住んでいる名古屋のマンションに飾りたいと原画を買いたかったのですが、今日は担当者が不在のためどの原画が販売対象かわからず、絵葉書と藍染の手ぬぐいを買って帰りました。
もう今年も残り少なくなったのでと、今年のカレンダーをおみやげにくださいました。
◆商品紹介
①染め・織りの作品から
インド綿のストール(手前右下 ¥3000〜)
ウールのストール (手前左下 ¥5000〜)
綿とシルク混紡の羽衣ショール (奥 ¥15000)
絞り染め・五本指靴下(フリーサイズ)
草木染め(シルク¥1400)
藍染(コットン¥1400)
*黄緑色、紫色などかけ染めは¥1500
手ぬぐい(藍染・綿)(りんご・顔・椅子、一本¥1700)
刺し子のポーチ(大¥3000、中¥2500、小¥2000)
②ポストカード *1枚¥150

ねこ

オランウータン
◆購入方法
商品のお問い合わせは、メールかお電話でどうぞ。
TEL&FAX:042-736-1455
koubou@la-mano.jp
また、夏(7月初旬)と冬(12月初旬)の年二回、約1,000点の作品を展示、販売しています。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.la-mano.jp/koubou/lamano_kobo.html
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