江原由美子 最終講義 2017年3月10日
タイトル「社会理論とジェンダー研究」
会場 :首都大学東京国際交流会館大会議室
退職年月日 2017年3月31日(予定)
専門分野  社会理論・ジェンダー研究

江原由美子さん

これは2017年3月10日に行った「首都大学東京における最終講義」の記録です。都立大学時代を含めて、首都大学東京には、30年近くいたことになります。この間、多くの学生・院生の皆様、同僚の先生方等、多くの方々と時間を共有し、楽しい時間を過ごしてきました。心から御礼申し上げます。
首都大学東京を離れるに当たり、社会学者としての自分の出発点から、ジェンダー研究の方に進むに至った経緯や、そこで出会った様々な問題等を、時代変化との関わりでまとめさせていただきました。女性研究者として社会学を学んでいく中で、社会学理論そのものの中に、ジェンダーとかかわりのある様々な問題を発見し、ジェンダー研究の奥深さと意義を自覚していった過程だったと思います。これからジェンダー研究に向かおうとする方々には、この研究領域が未だ未開拓であり、非常に多くの新しい知見を発見する可能性に満ちた宝庫であるという私の確信をお伝えし、応援のメッセージとさせていただきたく思います。この最終講 義を収録いただいたWANの皆様、またWANアーカイブでの公開をご快諾くださった、首都大学東京都市教養学部人文社会系社会学研究室の皆様にお礼を申し上げます。 江原由美子

プロフィール
1952年 横浜生まれ、1975年東京大学文学部社会学科卒
1977年 東京大学大学院社会学研究科修士課程修了、1979年中退・1979年 東京都立大学人文学部助手
1982年 お茶の水女子大学文教育学部専任講師、1986年同助教授
1992年 東京都立大学人文学部助教授、2001年同教授
2005年(同大学改組・改名に伴い)首都大学東京 都市教養学部教授
2009年 公立大学法人首都大学東京 理事・副学長
2015年 首都大学東京 都市教養学部教授、2017年3月同退職(予定)

著書
『生活世界の社会学』(1985)、『女性解放という思想』(1985)、『フェミニズムと権力作用』(1988)、『ラディカル・フェミニズム再興』(1991)、『装置としての性支配』(1995)、『フェミニズムのパラドックス』(2000)、『ジェンダ-秩序』(2001)等