【転載させていただきます】
改訂案(骨子)では、ジェンダー平等に関しては、なんと、既存の実施指針より後退しています!
特に、既存の実施指針で、唯一、ジェンダー平等やジェンダー視点に触れていた以下の部分が書かれていません。
「人権の尊重と、ジェンダー平等の実現及びジェンダーの視点の主流化は、分野横断的な価値として
SDGsの全てのゴールの実現に不可欠なものであり、あらゆる取組において常にそれらの視点を確保し
施策に反映することが必要である。また、ジェンダー平等の実現及びジェンダーの視点の主流化のために
は、ジェンダー統計の充実が極めて重要であり、SDGsの実施において可能な限り男女別データを
把握するよう努める。」(4 実施のための主要原則 (2)包摂性)
このままではSDGsの実施を通じてジェンダー平等を主張する根拠がなくなります。是非、これらの文言を
含めるよう意見を出してください。
既存の実施指針では、ジェンダー視点の主流化は、SDGsの全てのゴールの実現に不可欠 と言いながら
形になっていませんでした。また、ジェンダー平等は横断的価値といいながら、日本独自のSDGs実施の
8つの優先課題では明示的でなく、女性活躍(=労働参加)ばかりが前面にでていました。
最初のSDGs実施指針策定時のパブコメでは、ジェンダー平等に関する意見が多数寄せられ上記の文言が入りました。
前回のパブコメ結果 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sdgs/pdf/pubcom_kekka.pdf
SDGsはジェンダー平等を達成するための重要なチャンスです。使える道具となるように、以下の、
募集要項をご覧の上、是非多くの意見を出して下さい。
書き方は、SDGsジャパンの説明をご参照ください。
http://ow.ly/MlSK30pSC0H
★E-GOV SDGs実施指針(骨子)に関するパブリック・コメント募集
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=350000169&Mo
de=0
2019.11.23 Sat
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