今回は、パートナーが通名を使用し、事実上夫婦別姓で生活している大野真理子さんがゲストです。選択的夫婦別姓が認められると、子どもが可哀そう?家族が壊れる??
アウェア・オンライン・サロンで、ともに考えましょう。
◆大野さんからのメッセージ◆
ウチの娘は中学生の頃「以前は、夫婦で苗字が同じ人って、たまたま同じ苗字の人と結婚したのかと思っていた。」と言っていた。それから「いや、今は同じ方が多くて、ウチの方が珍しいんだ、と、分かっているけど。」とあっけらかんと続けた。
「夫婦別姓って、子どもがかわいそう」こんな風に「心配」( ? ) する人を時折見かける。
「親が変なことするから、迷惑している」と言う子だって、いるかもしれないけれど、幸い、少なくとも、ウチの子はそうは思っていなかったようだ。
夫婦別姓が国政選挙の争点のひとつに取り上げられていた。一応、当事者としては、なんとなく義務があるような気がするので、言わせて下さい。いや、厳密にいえば、夫に通名使用させている「当事者の妻」として、夫の不便解消のため、貢献できることがあるならしなくては、と思うのです。
お付き合いいただければ、幸いです。
日時:12月8日(水)19:00~21:00(2時間)
ゲスト:大野真理子さん
zoomによるオンライン開催
参加費:1,000円(20代以下の学生は、無料)
申込:peatixにて手続きをお願いします。
https://2021aware1208.peatix.com
申込締め切り:12月7日(水)
※お支払いいただいたあとキャンセルは不可で、返金できないことをご承知おきください。
※当日に参加いただけない場合でも、アウェア・オンライン・サロンの特性上
録画視聴のご希望には対応できません。申し訳ありませんが、ご了承ください。
今回のゲストは、昨年からアウェアにボランティアとして関わっていて、アウェアFネットでも監査として役員を引き受けている埼玉県の大野真理子さんです。
大野さんは、デートDV防止プログラム・ファシリテーターの認定を初年度の2006年(15年前!)に受け、地元でデートDV防止プログラムを実施したり、「NPO法人パープルネットさいたま」のインストラクターとしても活躍しています。
◆大野真理子(おおの・まりこ)さん
1959年、大阪生まれ。旧姓 杉浦。京都の大学卒業後、大阪の実家に戻って就職。
1988年、29歳で大野と結婚
1989年 婚氏続称で離婚し、直後に埼玉県に転居。
1993年、再婚(夫が「大野」姓となり、旧姓を通名として利用)
1994年、娘誕生。
2006年、アウェアに出会い、デートDV防止プログラムファシリテーターの認定を受ける。
2015年~ NPO法人パープルネットさいたま登録インストラクター。
◆アウェア・オンライン・サロンについて
アウェア・オンライン・サロンは、DVも性差別もないジェンダー平等社会をつくるため、自分の中のジェンダー規範を学び落とし、ジェンダー不平等について問題意識を深めると同時に、まわりの人に「気づき」を促せるよう学ぶ場です。
「ジェンダー平等」をテーマの主軸に、毎回ゲストを招いて学習と交流の場を設けています。ゲストのお話を聞くだけでなく、意見交換などの時間を後半にもちます。
女性を二流市民に扱う社会構造に気づいて、それを変えるために行動をおこしましょう。なぜって、こんな社会はだれも幸せにしないから。そのためにいっしょにチカラをつけましょう。
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アウェア aware
・DV加害者プログラム
・DV被害女性プログラム
・デートDV防止プログラム
・ジェンダー平等をめざす活動
https://aware-jp.com
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2021.11.18 Thu
カテゴリー:集会・イベントレポート