女の本屋

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田中ひかる『「オバサン」はなぜ嫌われるか』

2011.06.17 Fri

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本書は、「おばさん」が嫌われる理由を列挙した本ではありません。「おじさん」よりもはるかに多くの意味を背負っている「おばさん」という呼称、そして「おばさん」は図々しいという〈定説〉について考えた本です。以下、おもな見出しです。

なぜ女は年を隠すのか/女は花、男は樹/芸能人の年齢詐称/27歳サバを読んだ69歳女詐欺師/なぜ〈低方婚〉が多いのか/女の年は、オチンチンのサイズと同じ?/男女で異なる〈生殖のリミット〉/芸能人の〈年の差婚〉/〈女高男低〉婚と出産/代理出産は福音か/野田聖子も悩んだ〈夫婦の温度差〉/「ババァ発言」の系譜/石原都知事の「ババァ発言」/閉経後の女は「不用物」/離婚訴訟にみる二重基準/「オニババ化」する本当の理由/年齢に脅かされる女たち/「お局さま」は一人もいない/容姿にランクづけする派遣会社/「モスジーバー」という成功例/女の55歳は男の70歳以上に匹敵?/〈脱オバサン化〉を説く女性誌/団塊の世代と「オバサン」/「オバサン」は差別語か/少子化と「オバサン」/「オバサン」よりは「おかあさん」?/図々しさのもとは「女らしさ」?/オバサン=ウンチを平気で触れる人?/「パートのオバチャン」/「女を捨てない」の「女」とは?/「ばあさんヘイティング」/石原都知事の「シャケ発言」とPPK/オバサンは本当に図々しいのか/オバサンは「孤立死」しない/オジサンも辛いよ(著者 田中ひかる)








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