2011.08.26 Fri

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写真絵本 HIV/エイズとともに生きる子どもたち ケニア

訳者など:山本 敏晴 ()

出版社:小学館

 HIV感染の親から生まれ、発症した子どもたちの写真絵本です。彼らの描いた絵も載っています。  感染のわかっている親から生まれた場合、人工乳で育てるのですが、ケニアではそれでも母乳をあげるケースがあるそうです。というのは人工乳と溶かすための水が安全ではないために、人工乳によって病気になる確率と、母乳でHIVとなる確率を考えた場合、母乳によるHIV感染での死亡率の方が、安全でない水で作った人工乳での死亡率より低いからです。  そして、病院までのバス代も出せないので治療が受けられない子どもたち。 それから今も消えない誤解による差別。 写真家であり医師でもある山本は、国境なき医師団・日本理事として、大事な情報を伝え続けています。

カテゴリー:くらし 衣食住 / こども 教育 / からだ 健康 福祉 / ノンフィクション 歴史 / 平和 戦争 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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