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愛知

学生団体-NEXT-第二回フォーラム ジェンダーを考える

イベントURL: http://kokucheese.com/event/index/87124/
主催者: 学生団体-NEXT-
主催者URL; http://kokucheese.com/event/index/87124/
開始日時: 2013年06月09日 (日) 09時30分
終了日時: 2013年06月09日 (日) 17時00分
会場: ウインクあいち 1207会議室(午前)→903会議室(午後)
会場URL: http://www.winc-aichi.jp/access/
連絡先: bz.live.gym.ikitaina@gmail.com
登録団体:
パンフレット:
詳細: こんにちは!!
私たちは、学生団体-NEXT-です。
(この団体はIF@N並びに名古屋大学とは一切関係がありません。)

私たち、学生団体-NEXT-は日本人学生と留学生が、国際問題やライフスタイル、語学に関してなど様々なテーマで、議論を行い、お互いの意見をシェアして多様な価値観を形成していくことを目的としております。またそれだけでなく、このフォーラムを通して出来るコネクションを重視し、色んな人達と出会い、繋がり、コネクションがどんどんと広がっていく、そんなプラットフォームみたいなフォーラムを目指しています。
今回、私たちは、学生や留学生だけでなく、教授や社会人といった多くの多様なアクターを招き、一日かけてのフォーラムを行います。学生間の横のコミュニケーションだけでなく、縦のコミュニケ―ションを取り入れることで、より多様な視点での活発な議論を目指します。学生のためだけではなく、全てのアクター間でwin-winな結果をもたらすようなフォーラムを企画します。これにより、多様な視点で物事を考え、より良い社会を目指し、積極的に社会に働きかけを行う、主体になることを目的としています。

今回のテーマは「Gender」です。

男女共同参画が推進され、女性の社会進出が進む現代では、従来の雇用機会問題など男女間の不平等さがある程度是正されてきています。しかしながら、そういった社会の変化に応じて、ライフスタイルやキャリアパス思考の変化が男女間コミュニケーションの不順を生じさせ、晩婚化や離婚により母子父子家庭の増加、ゆえに子供への道徳教育やケアが足りず、ひいてはいじめや自殺問題に繋がっていると考えられます。そういった現状をまず十分に捉え、現代を生きる我々がどのようにしてジェンダーひいては異性と向き合っていくべきなのかを、政治・社会・ライフスタイルの3つのコンテクストで考えていきます。しかしながら一見矛盾するようですが、こうでなければいけない!やこうすべきだ!のような、絶対的な規範はジェンダーにおいて存在しないと思います。ゆえに、参加者お互いの問題関心を共有し合い、ジェンダーという概念に対し、少しでも他の見方・価値観を手に入れることが出来たらこのフォーラムは成功であると思います。もちろん、学問や自分の交際経験からジェンダーに対して価値観や知識は既に持っていらっしゃっていると思いますが、このフォーラムで議論していくことによって、自分の知らない世界がきっと見えてくると思います。ぜひ私たちと一緒に、議論を楽しみましょう。

ここでフォーラムの詳細を述べさせて頂きます。
【フォーラム名】IF@N-NEXT- 第二回 ジェンダーを考える/Gender
【会場】ウインクあいち 1207会議室(午前)→903会議室(午後)
【開催日時】6月9日(日)9:30~17:00
【タイムスケジュール】
<午前の部> 会議室1207
9:00 受付開始
9:30~10:00 開会式、開会の挨拶、講師の紹介
10:00~12:00 講師の研究・活動報告(各自30分程度)、質疑応答
12:00~13:00 昼休憩
<午後の部> 会議室903
13:00~16:00 分科会
16:00~16:45 全体報告会、まとめ
16:45~17:00 閉会式
※フォーラム後、参加者を募って懇親会を開きます。
【会費】
学生:1500円 社会人:2000円

今回は、ジェンダーを政治、社会、ライフスタイルの3つのコンテクストで考えていきます。そして、フォーラムをさらにワイドに展開するべく、それぞれのコンテクストでプロフェショナルな方々を3名、このフォーラムに招致しております。
まず分科会について概要を説明させて頂きます。

◎政治とジェンダー
ジェンダーを政治学のコンテクストで考えていく。公的領域と私的領域の境界線、国家・社会・家族の関係性などを理論的に考察する。また理論的考察に留まらず、1999年に男女共同参画社会基本法が制定・施行されて以降、どのように行政の施策が変化していったのか、どのような施作を行っているのか、実証分析も試み現状認識を深める。その上で、現代の日本政治・行政に対する暫定的な処方箋を、議論を通して考えていく。政治学、政治に知識がなくても問題はない。チャレンジングなセクションではあるが、ぜひ関心をもって参加して頂きたい。新しい発見の連続があなたを待っている。

◎社会とジェンダー
ジェンダーを社会と照らし合わせながら考えていく。ジェンダーフリーを希求する社会運動の現況を理解し、そういった運動を通してどのように社会に自分たちの意見を発信しているか認識する。こういった社会運動は戦前から展開されてきており、現代では男女共同参画が進むという良い結果をもたらしているが、依然としていくつか問題は残存している。現状の社会運動を認識した上で、我々はどのような働きかけが社会に対して出来るのか考えていく。

◎ライフスタイル(恋愛と性)とジェンダー
「政治とジェンダー」がマクロレベル的視点、「社会とジェンダー」がメゾレベル的視点だとすると、このセクションはミクロレベル的視点で議論を展開することになる。男女共同参画が進む現代において、ライフスタイルやキャリアパス思考は変化し、男女コミュニケーションの不順が生じやすくなってしまっている。その結果、晩婚化や独身層の増加、離婚率の増加により母子家庭や父子家庭が増え、子供へのケアや道徳教育が不足し、いじめやひいては自殺といった社会的問題が増えてきている。こういった現状をよく理解した上で、円滑な男女コミュニケーションを構築・維持していくために何が必要なのか考えていく。当然、絶対的な規範原理は存在しないが、このセクションを通して自身の交際経験や学問やメディアから得た知識・価値観・思考以外の、知らない見方や考え方に少しでも触れることが出来たら良いと考えている。活発な議論を展開していく。

次にそれぞれのセクションの講師の方々を紹介します。

〇田村哲樹教授 「政治とジェンダー」担当
【略歴】
名古屋大学法学部卒
名古屋大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了
博士(法学)
【現職】
 名古屋大学法学部教授
政治学の中の「政治理論」と呼ばれる分野で、主に研究を行っています。特に、デモクラシー、福祉国家、ジェンダーが最近の中心的な関心です。バラバラのテーマのようですが、「公共性」あるいは「政治」というものがこれらの結節点にあると考えています。学部の講義では「政治過程論」を担当しています。政治学の諸学説が「政治過程」をどのように把握してきたのかという点に注意しながら講義を進めるようにしています。

〇渋谷典子さん 「社会とジェンダー」担当
女性学、フェミニズム、ジェンダーの視点を大切にして市民活動を続けています。子育てのため退職後10年を経て37歳のとき、女性の経済的自立を目指す女性グループ「ウイン女性企画」の活動に参加。2005年から女性たちの社会参画支援を目的とするNPO法人参画プラネット代表理事、同時期から名古屋市男女平等参画推進センターの指定管理者事業を参画プラネットが担当し、2010年4月からはセンター長を務めています。指定管理者事業では、ワークシェアリングと短時間業務を活用した「新しい働き方」を実践。この事業に関わる女性たち、一人ひとりが社会につながることで人間発達を遂げています。48歳のとき、名古屋大学大学院法学研究科博士前期課程へ入学し、現在は博士後期課程に在籍。NPO「活動者」と労働法をテーマに研究を継続しています。NPO法人ウイメンズアクションネットワーク(WAN)副理事長、UN Women(国連女性機関)日本国内委員会理事、(財)21世紀職業財団愛知駐在代表も担当。女性学(名古屋女子大学短期大学部)、ジェンダー論(愛知学泉大学)、女性と労働(名古屋短期大学)、コミュニティビジネス論(愛知大学)の非常勤講師も担当しています。

〇高橋直美さん 「ライフスタイル(恋愛と性)とジェンダー」担当
Salon de AFRODITE 代表。
ラブセラピストNaomi。
21歳で結婚。セックスレス、不妊、流産を経験し、28歳のとき「学歴なし、キャリアなし、一文無し」の最悪な状態で離婚。
アルバイトで月収15万円のギリギリの生活を1年続けるが、このままではいけない!と一念発起し風俗嬢になる。
癒し系No.1レディとして1千名以上のエグゼクティブ男性を接客し、月収100万円以上を稼ぐようになる。
在籍中に、500万円以上を能力開発に自己投資し、セックス技術、男性と女性の違い、女性の色気などを研究。
人材教育会社のアチーブメントで、選択理論心理学や、承認のコミュニケーションメソッドを学び、300名以上の男女の悩みを無料カウンセリングしてきました。
現在は、その経験を生かし、ラブマッサージ、ラブレッスンの講師をしたり、WEBで性のコラムニストをしたりしている。
夢は、日本からセックスレスやEDなど、性の悩みをなくすこと。
ラブセラピストの財団を作り、性教育の在り方を変えていくこと。

フォーラムの紹介・説明は以上です。
申し込みの際に、話し合いたい分科会のセクションの第一希望・第二希望をお聞きします。
出来るだけ希望に沿えるように致しますが、人数のバランス等を配慮し、第一希望にならないことも御座います。どうかご了承頂きたく存じます。

それでは皆さん、参加宜しくお願い致します。