イベント情報
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一般社団法人 国際メディア・女性文化研究所◇2021年度 国際フォーラム
イベントURL: | |
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主催者: | 一般社団法人 国際メディア・女性文化研究所 |
主催者URL; | https://iimws.wordpress.com/ |
開始日時: | 2021年05月29日 (土) 14時30分 |
終了日時: | 2021年05月29日 (土) 16時30分 |
会場: | オンライン(Zoomウェビナーを使用) |
会場URL: | |
連絡先: | 野田敦子 noda.atsucotton.241@gmail.com |
登録団体: | |
パンフレット: | |
詳細: | 一般社団法人 国際メディア・女性文化研究所 ◇国際フォーラム 本研究所は、日本と海外の女性文化・メディア文化などを 研究する研究者たちの研究発表や相互交流、女性リーダー 育成支援などを推進する場として、2017年1月に水田宗子に よって設立された非営利団体です。 今回は、1937年に発表された、佐多稲子の小説 「乳房の悲しみ」をテキストとして、女性の社会的役割と 自己表現について、考えてみたいと思います。 ご参加希望の方は、本研究所の関係者に5月22日まで お問い合わせください。どなたでも無料でご参加いただけます。 ●発 表 者:王 晶 遼寧大学教授 ●発表者紹介:瀋陽師範大学大学院修士課程修了。2016年から2020年、城西国際大学大学院博士課程後期在籍(博士号取得)。主な業績に「日本近代女性作家の描いた中国東北」(『中国師範大学学報』)、「日本古典文学に見られるエコロジーイメージ」(『第十六回瀋陽科学学術年会議文集』)、「少女労働者の抵抗――佐多稲子の「キャラメル工場から」と「水」」(『昭和後期女性文学論』翰林書房)などがある。 ●発表タイトル:女性の社会的役割と自己表現~「乳房の悲しみ」を中心に ●司 会:北田 幸恵、野田 敦子 ●発表 要旨 :男女を問わず、誰もが社会的役割や義務と責任を課され、同時に自己表現を求める。が、両者は常に衝突し、女性は特有の困難に直面する。佐多稲子の「乳房の悲しみ」(1937)は、初婚に失敗した妻の愛情、そして母娘の絆の強さや微妙さを、きめ細かく鋭い洞察力で表現している。本発表では、現代にも通じる、社会的役割や性役割と自己実現との間で起こる女性の葛藤と選択の困難という側面から本作品の意義を捉え、戦前の佐多文学の特質の一端をあきらかにしたい。 【主催】 一般社団法人 国際メディア・女性文化研究所 文京区 (Japan・東京都)本郷3-26-4 |