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鬼滅の刃とフェミニズム ~これからの「フェミニズム」を考える白熱座談会~

イベントURL: https://peatix.com/event/1921553/view
主催者: 一般社団法人ホワイトハンズ
主催者URL; https://white-hands.jp/
開始日時: 2021年07月24日 (土) 17時00分
終了日時: 2021年07月24日 (土) 20時00分
会場: オンライン開催(ズーム)
会場URL:
連絡先: 一般社団法人ホワイトハンズ事務局 info@white-hands.jp
登録団体:
パンフレット:
詳細: 今回のテーマ:ジェンダーとフェミニズムの視点から、「鬼滅の刃」を語り尽くす!

社会現象になっているマンガ『鬼滅の刃』。

老若男女、世代を超えた国民的ヒットとなっている本作ですが、
作品中でのジェンダー表現、登場人物の言動の政治的正しさをめぐる問題については、
度々SNSやメディアで議論の対象になってきました。

2021年2月14日、「鬼滅の刃」のTVアニメの続編として、
吉原遊郭を舞台にした「遊郭編」が放映されることが発表されました。

それに伴って、SNS上で
「子どもの見るアニメで、遊郭を取り上げることはけしからん」
「女性差別だ」という意見や問題提起、それに対する反論が巻き起こり、
炎上へとつながった・・・というニュースが
スポーツ紙などの一部メディアで報じられました。

こうした炎上の是非を含めて、
「鬼滅の刃」は、令和の時代を代表するポピュラー文化として、
そしてこの時代のジェンダーをめぐる問題を考える題材として、
最もホットなテーマであることは間違いありません。

今回の「これフェミ」(=これからの「フェミニズム」を考える白熱座談会)では、
「鬼滅の刃とフェミニズム」というテーマで、
主にジェンダーとフェミニズムの視点から、
有識者の方を交えて、「鬼滅の刃」の魅力と影響力を
徹底的に&和気あいあいと語り合います。

政治家や著名人の失言、CMの炎上など、ジェンダー関連の話題で
タイムラインが殺伐としがちな今、多様な意見や価値観を持った人たちが、
ジェンダーやフェミニズムの言葉と視点を用いながら、世代や地域を超えて、
安心・安全に作品の魅力や解釈を語り合う場をつくることができれば、
皆さんのSNS疲れを癒す、貴重なオアシスになるのではないでしょうか。

鬼滅ファンの方はもちろん、ジェンダーやフェミニズムをめぐる問題に
ご関心のある方は、ふるってご参加ください。


<イベント概要>

●開催日 2021年7月24日(土) 17時00分~20時00分(180分)

オンライン開催(ズーム)

●定員 100名

●参加費

 ◆一般参加 3,000円  学生・院生 2,000円

 ◆トイアンナさんのサイン本同時購入 5,000円

 ⇒新刊『やっぱり結婚しなきゃ! と思ったら読む本: 35歳からのナチュ婚のすすめ』(河出書房新社)のサイン本を郵送いたします。

 ◆『「許せない」がやめられない』同時購入 5,000円

 ⇒過去の「これフェミ」の歴史も載っている、SNS・ジェンダー・炎上をテーマにした坂爪真吾の書籍『「許せない」がやめられない』(徳間書店)のサイン本を郵送いたします。

 ◆二冊のサイン本・同時購入 7,000円


<ゲスト>

トイアンナさん @10anj10 

起業家・ライター。慶應義塾大学卒。​
卒業後に外資系企業でマーケティングを担当。
同時期、ブログが最大月50万PVを記録し、
恋愛・キャリア系​ライターとして2015年に独立。

連載してきた媒体は50以上。また、多数Web媒体の編集を歴任。

著書『確実内定(KADOKAWA)』
『モテたいわけではないのだが(イースト・プレス)』など


藤本由香里さん @honeyhoney13 

明治大学国際日本学部教授。マンガ研究者・元編集者。
日本マンガ学会理事。

主な研究分野は、漫画文化論・ジェンダー論、
少女マンガの発展過程・マンガの国際比較。

著書  『きわきわ 「痛み」をめぐる物語』(亜紀書房)
    『私の居場所はどこにあるの?』(朝日文庫)
    『快楽電流』(河出書房新社)
    『少女まんが魂』(白泉社)
    『愛情評論』(文藝春秋)

編集書 『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(遙洋子・筑摩書房)
    『発情装置 エロスのシナリオ』(上野千鶴子・筑摩書房)
    『竹宮惠子のマンガ教室』(竹宮惠子・筑摩書房)
    『ザ・フェミニズム』(上野千鶴子、小倉千加子・筑摩書房)他多数
 
青識亜論(せいしき・あろん)さん @BlauerSeelowe

ネット論客。2014年頃から、ヴォルテールの
「私は君の言うことに反対だ。しかし君がそれを言う権利は
命をかけても守ろう」を合言葉に、
「表現の自由」を巡る様々な問題についてTwitterで発言している。
徳島県在住。アイコンはマスコットキャラの「ヴォル子さん」。
好きな鬼滅のキャラは竈門炭治郎。


進行:坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)@whitehands_jp 


<当日のタイムスケジュール予定>

16時30分 ズーム受付開始

16時55分 諸注意

17時00分 開始の挨拶~ゲストの自己紹介

17時05分 第一部:ジェンダーの視点から「鬼滅の刃」を考える(約60分)

1.「鬼滅の刃」をめぐるSNS炎上事件簿(青識亜論さん:15分)

⇒いつ・どのような炎上が起こったか、その背景には何があるのかの解説

 「原作を読まないで批判する人たち」が炎上を起こしたがる理由

2.「私は鬼滅をこう読んだ①」・・・トイアンナさんの発表(20分)

3.「私は鬼滅をこう読んだ②」・・・藤本由香里さんの発表(20分)

・鬼滅にハマったきっかけ、理由
・好きなキャラクター(鬼殺隊、鬼)
・作品中で印象に残っている場面・セリフ
・令和の時代に、鬼滅が社会現象にまでなった理由
・ジェンダーの視点から考える鬼滅の論点、読みどころなどをお二人に語って頂きます。

~5分休憩~


18時10分 第二部:ゲストの座談会 鬼滅の刃とフェミニズム(80分)


<予定している議題>

1.『鬼滅の刃』のジェンダー観(家族観・男女観・性別役割観)をどう捉えるか

  大正という時代設定、「長男だから我慢できた」発言の是非、

  「家父長制への回帰」「マッチョ」などの批判

2.『鬼滅の刃』が子どもの人気(女子児童含む)を集めた理由を、どう捉えるか

  作品内に「時代遅れのジェンダー感覚」はあるのか。

  それらに子どもたちが影響を受ける可能性はあるのか

3.『鬼滅の刃』における「男らしさ」を考える

  「泣いて強くなる」男性としての主人公・炭治郎、コミュ障だらけの登場人物、
  「死ぬほど鍛える」努力主義、戦闘能力ゼロだがコミュ力の高いリーダー=お館様など

4.『鬼滅の刃』における「女らしさ」を考える

 「戦うヒロイン」としての禰豆子、虐待と貧困の中で育ち
 「自分で決められない」栗花落カナヲ、
  キャリア女性・母親・姉としての役割を実現している?胡蝶しのぶ

5.甘露寺蜜璃とフェミニズム

 「女子力担当」「お色気担当」なのか?
 (生育歴、鬼殺隊への入隊理由、『蛇柱』伊黒小芭内との関係も含めて)
 「恋柱」という名称、及び露出度の高い服装は、フェミニズムの視点から
 「女性蔑視」「性の商品化」として炎上対象にならないのか

6.「鬼滅の刃」と反リベラル

 自己責任論、能力主義、自己犠牲と復古主義、死の描き方
 鬼殺隊はパワハラ&ブラック企業?
 「女性の性的消費をうまく回避した作品」だが
 「ジェンダー観をアップデートした作品」ではない?

7.『鬼滅の刃』がこれからの時代のジェンダー観、フェミニズムに与える影響

~10分休憩~

19時30分 第三部:会場との質疑応答

20時 そのまま質疑応答続行~オンライン懇親会

 (飲食自由・途中入退室自由。参加者が多い場合は、そのまま日付が変わるまで続行)

*本編は20時で終了になります。20時以降の懇親会への参加は任意です。


<諸注意>

・イベントの録音・録画・画面の撮影は禁止です。

・イベント参加中のツイッターへの投稿・実況は可能です。ハッシュタグ(#これフェミ)でつぶやいてください。

・誹謗中傷やハラスメントに該当する投稿・質問・チャットへの書き込みはNGです。発覚した場合、強制退場(参加費の返金無し)とさせて頂きます。

・お申し込み時にご入力頂いた個人情報(お名前とメールアドレス)は、イベントの運営(+サイン本同時購入の方への郵送事務)以外の目的では一切使用いたしません。

・本イベントの収益は、風テラスによるコロナ禍で生活に困窮している女性支援のための資金として活用いたします。

・取材希望のメディア関係者の方は、ホワイトハンズ事務局(info@white-hands.jp)までご連絡ください。