イベント情報
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日本女性学会2023年度大会
イベントURL: | https://joseigakkai-jp.org/nl/1916/ |
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主催者: | 日本女性学会 |
主催者URL; | https://joseigakkai-jp.org/ |
開始日時: | 2023年06月17日 (土) 13時00分 |
終了日時: | 2023年06月18日 (日) 15時00分 |
会場: | 京都市男女共同参画センター ウィングス京都 |
会場URL: | https://www.wings-kyoto.jp/ |
連絡先: | jyoseigakkai-info@genj.jp |
登録団体: | 日本女性学会 |
パンフレット: | |
詳細: | 日本女性学会2023年度大会 【日 時】2023年6月17日(土)・18日(日) 【会 場】京都市男女共同参画センター(ウィングス京都) 【参加費】日本女性学会会員500円、非会員1000円 【主 催】日本女性学会 【プログラム】 6月17日(土) 13:00〜16:30 イベントホール ●シンポジウム「性犯罪、性暴力に対して日本社会はどう変わったか――加害者が責任を取らされ、被害者の思いが受け止められる社会への道のり」 趣旨 女性が虐げられる社会では、女性はもっぱら性的存在として扱われ、同意のない性的行為が強制される。男性は女性に性加害をしてもいいんだと教えられ、男性の仲間から女性を性的に征服することが称揚され、そして、被害者の方に落ち度があるのだという見方が広く信じられる。被害は恥として隠され、話題とされず、理解されない。 それに対し、フェミニズムその他の運動は、性暴力をめぐる神話や偏見を指摘して修正し、トラウマなど性暴力の被害の深さ、影響の大きさを示す研究を発展させ、地位や立場を利用した性暴力に「セクシュアル・ハラスメント」と名前をつけてきた。そしてこれは、社会を覆う「レイプ・カルチャー」の問題であるとし、「No means Yes」枠組から脱却して、加害者に責任を取らせる社会への転換を求めてきた。 日本でもこれまで少なくない人がこの問題に取り組み、一歩一歩状況を変え、2017年には刑法性犯罪規定の110 年ぶりの大幅改正などがなされた。そして、その後の#Me,tooや、フラワーデモなどの更に大きなうねりによって、現在、さらに大きな状況の変化が生まれ、新しい政策も出てきている。「性暴力とはどんなふうに起きているのか」「性暴力はどう報道され、語られているのか」「加害者に責任を取らせる「性犯罪」規定が、今回さらに、どう議論され改正されていくのかなどの視点から考えていきたい。 シンポジウム ▪報告者名非公開:支援の現場からみえる性暴力被害の実態 ▪中山純子(弁護士):同意のない性的行為は処罰されるのか――刑法性犯罪規定の改正について ▪吉永磨美(前新聞労連委員長/毎日新聞記者):メディアの性被害やセクシュアル・ハラスメントの対応とその背景 コーディネーター:北仲千里(広島大学ハラスメント相談室専任相談員。性暴力被害者サポートひろしま代表理事。全国女性シェルターネット共同代表) 17:00~18:00 (セミナー室B) ●総会 6月18日(日) 9:30〜12:00 ●分科会A 個人研究発表1(セミナー室B)司会:堀江有里 風間孝、釜野さおり、北仲千里、林夏生、藤原直子:大学教員の性的指向・性自認(SOGI)についての知識と態度に関する全国調査報告①:知識・抵抗感と属性の関連について 釜野さおり、風間孝、北仲千里、林夏生、藤原直子:大学教員の性的指向・性自認(SOGI)についての知識と態度に関する全国調査報告②:知識、抵抗感、取り組みについての考え方についての分析 児玉谷レミ:自衛隊を対象とした戦後日本社会の軍事的男性性の理論化にむけて――戦闘行為の価値づけに着目した研究動向レビュー 港 那央:ジェンダー視点からベ平連の運動における「市民」概念を再考する――長崎ベ平連の事例を中心に 鈴木彩加:「名誉男性」とは何か――類似概念との比較考察 ●分科会B 個人研究発表2(セミナー室A)司会:西倉実季 呉 程穂:テレビドラマにおける女性表象の変容――恋愛・結婚をめぐって SHI WANYING:母・妻役割からの脱出としての「不倫ドラマを見る」こと――『金曜日の妻たちへ』を例とする 北村 文:「ワーママ時短術」から「マミーテック」へ――現代日本のインテンシブ・マザリング 河野夏生:「ムダ毛」のない女性身体イメージ――美術作品にみる女性身体の体毛表現に着目して ●分科会C 個人研究発表3】(会議室1) 司会:伊藤淑子 宮津多美子:メアリ・グリフィスが描く300年後のアメリカ――ジャクソン時代の女性ユートピア小説にみるダブルヴォイスる。 石黑安里:LGBTQの視点によるユダヤ教の儀礼・伝統・テキストの再解釈――ペサハ(過越しの祭り)を事例に 川口千尋:現代ネパールにおけるジェンダー暴力の諸相――シングルマザーの社会的・政治的排除を事例に 竹内 愛:個の自立から集団志向への転回――ネワール民族の女性自助グループの内発的な活動事例から ●分科会D 個人研究発表4(会議室3) 司会:大木直子 池橋みどり:会計年度任用職員女性が感じる2種類の不安について―計量テキスト分析からわかること 井上 瞳:専門家と当事者の関係性を問い直す——性暴力に関する医療人類学的研究の可能性 岡田玖美子:夫婦関係における対等性と親密性の再定位―フェミニズム正義論に着目して 細島汐華:フェミニスト・スタンドポイント理論とブラック・マザーフッドの知識論―パトリシア・ヒル・コリンズによる黒人フェミニズム思想 6月18日(日) 13:00〜15:00 ●分科会E パネル報告1「フェミニズムの再生と再創造のために―グローバリゼーション・ポストフェミニズム時代における課題(セミナー室B)司会:牟田和恵 牟田和恵:フェミニズム/ジェンダーをめぐる困難 江原由美子:フェミニズムとグローバリゼーション 荒木菜穂:問いとして向き合い続けるフェミニズム 千田有紀:フェミニズムの課題と未来 ●分科会F パネル報告2「高齢女性の社会的孤立防止に対する取り組み――日本と韓国の事例から」(セミナー室A) 司会:佐々木隆夫 佐々木隆夫:地方の田園地区に居住する高齢女性の社会的つながりの必要性 毎熊亜美:高齢女性の社会的孤立防止のためのデイサービスの役割 劉 光鍾:韓国における高齢女性に対する社会的孤立防止の現状。 ●分科会G ワークショップ「離婚前親向けプログラムの提案に向けて――試行実施の検証」(会議室3) 司会:高田恭子 報告者:高田恭子、井上匡子、奥野しのぶ ************************************ 大会会場アクセス 京都市男女共同参画センター ウィングス京都 〒604-8147 京都市中京区東洞院通六角下る御射山町262番地 交通機関のご案内 地下鉄烏丸御池駅(5番出口)または地下鉄四条駅・阪急烏丸駅(20番出口)下車徒歩約5分 |