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サビーネ・フリューシュトゥックさん「ブックトーク:『戦争ごっこ』の近現代史——児童文化と軍事思想」(一橋大学ジェンダー社会科学研究センターCGraSS 第61回公開レクチャー・シリーズ)
イベントURL: | http://gender.soc.hit-u.ac.jp/exchange.html#lecture61 |
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主催者: | 一橋大学ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS) |
主催者URL; | http://gender.soc.hit-u.ac.jp/ |
開始日時: | 2024年06月28日 (金) 10時40分 |
終了日時: | 2024年06月28日 (金) 12時30分 |
会場: | Zoom開催 |
会場URL: | |
連絡先: | cgrass@soc.hit-u.ac.jp |
登録団体: | |
パンフレット: | |
詳細: | 一橋大学ジェンダー社会科学研究センター(CGraSS) 第61回公開レクチャー・シリーズ ・題目: ブックトーク:「戦争ごっこ」の近現代史——児童文化と軍事思想 ・講師: サビーネ・フリューシュトゥックさん ・日時: 2024年6月28日(金)10:45~12:30 ・場所:Zoom開催(申し込みフォームにご記入いただいたアドレス宛に講演3日前にリンクを送信いたします。講演3日前を過ぎてもリンクが届かない場合は下記メールアドレスまでお問い合わせください) ・司会:田中亜以子さん(一橋大学大学院社会学研究科・講師) ・内容: 本発表は、幼年期と戦争と遊びに関して論じた同じ書名の著書に基づいたものである。子どもや幼年期は、戦争を正当化、道徳化し、戦争を人間的かつ自然なものに見せるために利用され、後には、平和を感傷的に見せるための手段として利用されて来た。20世紀から21世紀に至るまで、絶え間なく変化する近代戦争の概念は、子どもという存在の捉え方を二分化した。子どもは傷つきやすさと無邪気さを体現する存在であるという主張がある一方で、子どもは生まれながら戦争をする意志を持つ存在であるという主張もある。このような矛盾した特性をもつ子どもという存在は、まさに人間の本質を反映している。本発表では、「子どもと幼年期」と「戦争、軍隊」との関わりを検討することで、この2つの関係が延々と続いている要因を特定するとともに、近現代の軍事主義の根幹と根底にある構造を再考してみたい。 今回の講演はオンラインで行われます。要事前申し込み(6月21日締め切り)。以下リンクまたは QR コードよりお申込みください。https://forms.gle/U4J4TNUSTTS519FT7 ・講師紹介:Sabine Frühstück/1965年生まれ。ウィーン大学大学院博士課程修了。博士(日本社会学、知識の社会学・歴史学)。カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。専門は近現代日本文化研究。主要編著に、Playing War: Children and the Modern Paradoxes of Militarism in Japan (University of California Press, 2017); 『「戦争ごっこ」の近現代史センソウゴッコノキンゲンダイシ児童文化と軍事思想』人文書院、2023として邦訳; Gender and Sexuality in Modern Japan (Cambridge University Press, 2022); Uneasy Warriors: Gender, Memory and Popular Culture in the Japanese Army (University of California Press, 2007),『不安な兵士たち』原書房、2008として邦訳; Recreating Japanese Men (University of California Press, 2011);『日本人の「男らしさ」』明石書店、2013として邦訳 など多数。 ・お問い合わせ先: ジェンダー社会科学研究センター cgrass(a)soc.hit-u.ac.jp ((a)を@にかえて送信してください。) ・HP http://gender.soc.hit-u.ac.jp/ |