イベント情報

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開始日時: 2011年02月26日 (土) 14時30分
終了日時: 2011年02月26日 (土) 16時30分
会場: JICA地球ひろば セミナールーム303(3階)(東京メトロ日比谷線広尾駅下車(A3出口)徒歩1分)
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連絡先: JANNI Tel: 03-5818-0507 Email: janni@jca.apc.org
登録団体:
パンフレット:
詳細: 講師:ムティアラ・パサリブ氏(ロータリー世界平和奨学生・国際基督教大学大学院)

 ●近年、インドネシアではイスラム急進派の行動がエスカレートしており、キリスト教会の閉鎖、礼拝の妨害、牧師に対する傷害などの事件が起きている。地方条例を通じてイスラム的価値観が制度化される動きも広がっており、非イスラム教徒は圧迫感を感じるようになってきた。政府がとる措置は宗教間融和を促進することにつながらず、ときに対立をあおる結果にすらなっている。講演は、宗教的指導者がこうした状況にいかなる態度をとっているか、また、宗教的価値観が制度化される中にあって女性たちはどうなっているのかを論じる。

 ●講演はインドネシア語(通訳付き)で行われます。

 ●講師紹介
 ガジャマダ大学文学部フランス文学専攻卒業。1998年のスハルト政権崩壊後、インドネシア各地で紛争が発生したことを受けて、人権と平和の活動に身を投じる。「インドネシア・コモン・グラウンズ(紛争解決NGO)」、カトリック救援サービス、アジア・ムスリム行動ネットワーク(AMAN)などで活動。「コモン・グラウンズ」では先住のダヤク人と移住者のマドゥラ人の対立が激化したカリマンタンでプロジェクトに従事した。2010年から上記大学院の平和研究コースで学んでいる。