著者・編集者からの紹介
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「孫ブルー」にさよなら! 河村都著『子や孫に縛られない生き方』
2017.07.07 Fri
本書は、子育てアドバイザーとして長年活躍してきた著者による、子どもや孫といい距離をとり、お互いに自立した生活を送るための痛快エッセイ&アドバイス集です。 孫の誕生と同時に「孫ブルー」に陥ったという著者は、すぐに頭を切り替え、「子や孫にしがみつかない生き方をする!」と高らかに宣言! 娘夫婦とも孫ともいい距離をとりつつ、互いの自立を目指…
タグ:くらし・生活
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2017.06.19 Mon
新自由主義はもはや民主主義の土台まで侵食している。これが本書の主張です。そのことが体感できる状況になってきたのではないでしょうか。 新自由主義は「人的資源」「投資」「ガバナンス」などの言葉で人びとを動かしますが、その目的はじつは経済ではなく、人びとの行動原理を変えることだ、と著者ブラウンは指摘します。 あらゆる人間活動を経済の…
タグ:政治思想
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ボディ・スタディーズ――性、人種、階級、エイジング、健康/病の身体学への招待
2017.06.09 Fri
バービーのような身体サイズを持つことは現実には不可能である。バービーのような女性が実際に存在するとすれば,身長178cm,体重50kg,スリーサイズ89-51-84,そして靴のサイズは20.5cm となる。(「まえがき」より) この19.95ドルの人形は子どもが抱く自己イメージや自己評価にとって重要であるとみなされてきた。実際、多くの…
タグ:セクシュアリティ / くらし・生活 / 身体フェミニズム / 身体・生殖・健康、女性政策
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『おふみさんに続け! 女性哲学者のフロンティア』ー 西田幾多郎の姪 高橋ふみの生涯と思想 (浅見 洋)
2017.04.25 Tue
高橋ふみ(1901―1945)は、ようやく女性にも最高学府(帝国大学)への門戸が開かれつつあった大正期に、東京女子大学哲学科の第1回卒業生となり、東北帝国大学で哲学を専攻し、石川県で最初の女性学士になりました。ふみの帝大進学以降、「おふみさんに続け!」は東京女子大学から帝国大学に進学しようとする女子学生たちの合い言葉になりました。さら…
タグ:本