著者・編集者からの紹介
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川橋範子・小松加代子編『宗教とジェンダーのポリティクス―フェミニスト人類学のまなざし』
2017.01.24 Tue
本書はフェミニスト人類学の視点から、信仰に生きる女性たちの日常を丹念に描き出した民族誌である。本書は、川橋範子、小松加代子両編者と若手の執筆者5名とで、2013年から15年にかけての3年間、毎年2回、計6回の研究会を続けてきた、その成果である。 宗教学および人類学を専門とする7人の執筆陣は、女性の宗教実践を描く際には、調査地の女性たちや調…
タグ:本
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『あごら―雑誌でつないだフェミニズム』 あごら九州編 石風社(福岡市)発行
2016.12.17 Sat
雑誌『あごら』は、女の情報誌として1972年2月に創刊され、2012年9月の335号まで、40年間発行を続けました。全国の会員が誌上で情報を交換し、共有しながら活動に繋げてきました。地方では読者が拠点を立ち上げ、東京一極集中ではない双方向発信の雑誌となりました。 創刊の70年代からおよそ30年は「女の時代」とも呼ばれ、〈あごら〉をはじめ数…
タグ:本
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Dreamy Liberal Arts: A History of the Intellectual Lives of Japanese Women in the Humanities
2016.12.01 Thu
Author: Maiko Kodaira Publisher: Kawade Shobo Shinsha (2016.9.13) What does “cultural intelligence” mean for woman? In order to understand why women’s dreams have not co…
タグ:本 / 日本の女性史・あゆみとくらし / 女性史・ジェンダー史
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『敗戦直後を切り拓いた働く女性たち―「勤労婦人聯盟」と「きらく会」の絆 ~ 付論「労働組合婦人部」をめぐる変遷 』伍賀偕子/2014年