女性・戦争・人権学会
- 団体概要
- レポート
| 組織名 | 女性・戦争・人権学会 |
|---|---|
| カテゴリー | 女性問題・フェミニズム / 反戦・平和 / 研究 |
| 略称 | |
| 所在地 | 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学大学院 グローバルスタディーズ 研究科内 岡野八代 研究室 |
| ホームページ | http://www.war-women-rights.com/ |
| ブログ | |
| 電話番号 | |
| FAX番号 | |
| メールアドレス | joseijinkensensou@gmail.com |
| 団体概要 | |
| 団体詳細 | 1993年ウィーンの国連人権会議で、「女性の権利は人権である」ということが世界的に認知され、その後95年の北京女性会議ではこれを踏まえて北京宣言、北京行動綱領が採択されて、長い男性支配の中で闇に閉ざされてきた女生の人権に光が当てられるようになりました。その北京会議で、日本軍「慰安婦」問題が大きく取り上げられ、世界の女性たちによって、その問題が女性の人権意識として理解され、その解決を求められました。さらに96年4月には、この件に関する特別報告者R・クマラスワミ氏による日本政府への勧告がジュネーブの国連人権委員会で満場一致で可決されたことは、よくご承知のことと思います。 こうした世界的な潮流の中で日本は戦後50年を折り返、隠蔽され続けてきた日本の戦後史にようやくメスが入れられ、公教育の場でおそまきながら事実に基づいた歴史を語り継ごうとし始めた矢先、「正史の復権」を標榜する国家主義的な動きがあらわれました。私たちはそのような反動的な動きの背景にあるものを解明していく責任があると思います。そのための理論の形成と意見交換の場として あたらしく「戦争」「女性」「人権」を論じる学会設立を呼びかけました。幸いにして、国内外から多数の賛同をえることができました。 私たちは学会設立の目的として、これまでの男性中心の歴史が封じ込めてきた「女性に対する暴力」の究明を通して、支配・従属の権力構造を明らかにしていきたいと思います。身近な問題から地球規模の問題まで、個々に問題を提議し合い、討論する場をめざしています。個々人が自由に、主体的に活動していくことを原則に、既成の学会にはない開かれた論争の場にしていきたいと考えます。 以上のような趣旨でもって「女性・戦争・人権」学会を発会します。 |
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