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京都で一緒に憲法について考えませんか? 岡野八代
2013.07.22 Mon
7月21日の参院選挙は予想通りの与党自民党・公明党の大勝利でした。おそらく、これから安倍長期政権になって、憲法についていろいろな場面で争点化されることになると思います。最近の雑誌をみても、「たんなる紙切れ」といった議論まで出ているようで、ちょっとビックリしますが、でも、そもそもどうして「憲法」って必要なんだろう?そんな素朴な疑問をもっていませんか?
日々の苦しい生活、労働条件、子育て、教育制度、社会保障などなど、生活に密接にかんじられる問題と、憲法ってどんな関係?
そこで、憲法をめぐってちょっとした疑問を持っている人たちが集まって、率直に疑問を語り合える場として、京都でも96条の会を始めようと考えています。
まだなにも、形はありません。今からみなさんと小さな会、だけど息の長い会を作っていきたい。国際都市京都ならではの会にしたいと思っています。ぜひともご参加くださいませ。
内容は以下の通りです
これまで憲法といえば、9条についてはいろいろな議論があったようだけど、ここのところ話題になっている96条ってなんだろう?
そんな疑問をもっていませんか?
あるいは、そもそも憲法ってどうして必要なのでしょうか?
日本の憲法は、基本的人権・国民主権・平和主義が三大原理だということは、どこかでぼんやり記憶はしているけど、それってなに?わたしたちの暮らしとどう関係しているのでしょうか?
京都は日本の古都であると同時に、多くの自然と産業にもめぐまれ、たくさんの大学があり、各地・各国の人びとが集う都市であり、京都人として多くの外国人が暮らす町です。
わたしたちは、日本国憲法は〈わたしたち〉日本国民だけのものではなく、日本国憲法をうんだ国際社会の人びとと共有し、ともに育んでいくものだと考えています。日本国憲法を一緒に考えるなかで、京都人の知恵や国際的な意識が反映された、〈わたしたち〉の憲法への想いを一緒に語りあってみませんか?
そうした思いを実現するために、京都でも「京都96条の会」を結成しようと考えています。
第ゼロ回 「京都96条の会」立ち上がり[1]シンポ
とき 8月6日(火曜) 18: 30- 20:30
会場 京都市中京区東洞院通六角下る
京都市男女共同参画センター・ウィングス京都 イベントホール 定員(200人):駐車場はございません
・司会 隅井孝雄(京都ノートルダム女子大学客員教授)教員)
・講師 中里見博(徳島大学 講演タイトル 「憲法・原発・非暴力」
・シンポジスト
アンヌ・ゴノン(同志社大学教員)
岡野八代(同志社大学教員)
島岡まな(大阪大学教員)
・参加者との意見交換――今後の京都96条の会
参加費 500円
連絡先 TEL: 075-213-2451 (隅井)/ e-mail: kyoto96ac(あっと)gmail.com あっとを@マークにかえてください。
[1]「立ち上げ」ではなく、「立ち上がり」なのは、本シンポジウムにて、参加者との意見交換を経たのち、「京都96条の会」をどのような形にしていくのかを決めていく準備の会だからです。
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