CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2022 
【 第11回 】 気候変動対策として原発は最悪の選択
12/13(火)17~18時

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岸田政権は現在、福島原発事故から得た教訓を捨て去り、原発回帰政策を推し進めよ うとしていますが、その理由のひとつに掲げているのが気候変動対策のための「脱炭 素」です。しかし、原発を「気候変動対策」とする言説は時代遅れで非経済合理的で あり、未来へのさらなる負の遺産の押しつけでしかありません。

原子力市民委員会の『原発ゼロ社会への道』では、国際エネルギー機関(IEA)など 国際機関による報告書の内容を示しつつ、原発はコストおよび導入スピードという点 において、喫緊の対策が必要とされる温室効果ガスの大量排出削減の早期実現を邪魔 する存在であり、事故リスクや核廃棄物処理の問題をより一層困難にすることを指摘 しています。

また、「原発なしで2050年カーボンニュートラルの経済合理的な達成が可能である」 とする国内外のシンクタンクや環境NGOによる複数のエネルギー・シナリオを紹介し た上で、政府の原発温存・依存方針とはまったく異なる、実効性のある持続可能なビ ジョンを示しています。
v 今回のトークでは、先日エジプトで開かれた「気候変動枠組条約締約国会議」 (COP27)での最新情報を交えつつ、この問題を読み解いていきたいと考えていま す。多くの方にご参加いただけると幸いです。

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◆ 日 時:2022年12月13日(火)17:00~18:00
【オンライン(Zoom)開催】
◆ プログラムと出席者(予定):
1.解説: 気候変動対策として原発は最悪の選択
  (『原発ゼロ社会への道』第5章より)
  ・ 明日香壽川(東北大学東北アジア研究センター・          同大学院環境科学研究科教授、CCNE原発ゼロ行程部会)
 コメント:吉田明子(国際環境NGO FoE Japan、CCNE原発ゼロ行程部会)  
2.質疑応答:
◆ 申 込:下記よりお申込みください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_-B-XpvlDRjqFFv_NqvXEqg (ご案内が届かない場合は、email@ccnejapan.com までお知らせください)


※ この企画は、後日Youtubeで公開します。
ご質問やご意見は当日の質疑応答(Q&A)もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます。
◆ 主 催:原子力市民委員会(CCNE)http://www.ccnejapan.com
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【 第1回 】 岸田政権の原発回帰にみる「原子力の無責任と不可視の構造」
【 第2回 】 被害の記録と次世代への責任:原発事故被害の「不可視化」にあらがう市民たち
【 第3回 】 福島第一原発 廃炉ロードマップの破綻とあるべき対策
【 第4回 】 核燃料サイクル・核廃棄物政策の全面的転換を
【 第5回 】 岸田政権が号令をかけた「次世代原発」の幻想
【 第6回 】 原発事故は人々から何を奪ったのか ── 損害の評価と賠償
【 第7回 】 原発事故 被害の本質 ── 放射線の科学がもたらす人権侵害
【 第8回 】 原発運転延長問題に見る原子力規制の形骸化
【 第9回 】 原発事故の健康影響評価の現状と課題── 被害の「不可視化」に抗うために
【 第10回 】 事故由来放射性廃棄物による汚染の広がりと錯綜する対処