2011.10.24 Mon
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365日同じ服を着て、インドに学校を建てよう!
シンプルなブラックドレス。それに小物やインナー、アウターを足して、出勤前にパチリ。365通りの日々の着こなしをブログにUPする。NYのシーナ・マテイケンがたった1人ではじめたユニフォーム・プロジェクトは、一大ムーブメントを巻き起こした。
もちろん、シーナはすごいプロモーションのノウハウをもってたわけだけど、プロジェクト成功の要因はオシャレってことの考え方が、ちょっと新しかったってことだと思う。
インドの学校では、女の子たちが制服を少しずつアレンジしてオシャレをしていたの――。
そうだよね、とため息をついた。
わたしは服は大好きだけど、「着まわし」って言葉はキライ。7日間コーデ! とか、そんなの見てると、制服(ユニフォーム)じゃあるまいし、毎日がんばってオシャレしなさいよって押しつけがましい感じがして。
けど、旅先で限られた手持ちの服を組み合わせてる時なんか、ふと、自由に、着ることを楽しんでたりする。屋台で買ったキッチュなスカーフで表情を変え、制約が工夫をよんで。うまくいくと、旅の空に気持ちがぴったり溶け込んでく。
自宅でクロゼットを前に悩んでいる時より、ずっと楽しくて、ずっと自由。一枚一枚の服が愛しいの。
――なんで私あんなに服をもってたんだっけ?
エコとか、着まわしのお手本、なんて紹介されることの多いシーナだけど、本当はそれ以上にオシャレってなにって問いかけている気がするんです。
[ユニフォーム・プロジェクトのHPはこちら] http://www.theuniformproject.com/
(ちびがえる)
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