くらしと教育をつなぐWe252号(2024年10/11月号)
特集:それでも、伝え続ける
We252号(2024年10/11月号)

特集1本目は「パレスチナの人たちのいとなみや思いを知ってほしい」と取材を続ける写真家・高橋美香さんのお話。
報道では知り得ない人々のくらしや生の声を、高橋さんが2023年12月から50日間滞在したヨルダン川西岸地区の写真を見ながらお聞きしました。

特集2本目は、福島のいまを伝え続ける、「子ども脱被ばく裁判」原告の今野寿美雄さんのお話「だまされるな!裁判をたたかい、語り続ける」。
過酷な状況のなかで、その地に生きる人たちのいとなみや言葉を伝え続けるお二人への敬意をこめて、特集タイトルを「それでも、伝え続ける」としました。

表紙の絵は、RIEさん(NPO法人ぷかぷか[アート屋わんど]横浜市緑区)の作品(一部)です。

【連載】
水俣病患者相談窓口の日々【26】 むだな声はない 永野 三智
授業実践 風がかわる 匂いがかわる【50】ライフプランと資産形成(2)浅井 由利子
リレーエッセイ 手間隙工夫をたのしもう【42】地域に学び、地域を支える 吹越 悠子
「公立中学校」でしなやかに生きること(75)石川 晋 それでも、ばん走はつづく 
オホーツクの潮風荒く 江口 凡太郎
八十路雑感【26】「記憶」のなかの戦後史 向井 承子
ミステリー案内~ひと持ち、本持ち、こころ持ち(64)『夜明けを探す少女は』 稲塚 由美子
リレーエッセイ マザーズジャケットの魔法(64)吉田 朋子
あそびの生まれる場所(31)軒先七輪 西川 正
ジソウのお仕事、その後(93)「おとうと、シネ」 青山 さくら
「支援をしない」と言いながら「支援」を考えてみる(37) 「生きづらさ」を考えさせられる一日〈中編〉宮田 隼
まんぷくの本棚を訪ねて(6) たまプラーザ駅徒歩2分図書館  小幡 崇
邂逅のフィールドノート (8)人権のために声を上げる「虎に翼」と具志堅さん 西尾 慧吾
福島第一原発から25キロに住む一人として(13) 被災地の現状 高村 美春
新・同時代の男性学(57)男性差別? 沼崎 一郎
おすすめ映画情報 『花嫁はどこへ?』 菅井 ゆきえ
ケの話【30】あばれ祭り 坂本 菜の花
【寄稿】能登半島地震支援の報告(5)孤立した集落のゆくえ 中村 之菊
●読者のひろば
●編集後記

・まんぷくの本棚を訪ねて(小幡 崇)は今回で終了となります。
・お金リテラシー入門(白崎一裕)は今回お休みです。