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『社会運動の戸惑い』山口 智美・斉藤 正美・荻上 チキ

2013.04.24 Wed

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.フェミニズムと反フェミニズム系保守運動はなぜ対立したのか。

この問いに本書は、保守運動家とフェミニストへのフィールドワークと資料分析から取り組んでいます。

まずは、対立の出発点であった「ジェン ダーフリー」概念の由来とその展開を検証しています。

そして「バックラッシュ」と呼ばれた反フェミニズム運動が実際に展開された山口県、千葉 県、宮崎県といった地域の保守運動家・フェミニスト・議員・市民らへの聞き取りから、何が対立を引き起こしていたのか、また反フェミニズム運 動がどのように展開されていたのかが明らかになります。

最後に、この対立に対して、フェミニストがどのように取り組むべきだったか、著者たち 自身の反省も交えて述べられています。

保守運動家たちとのBBQなど、ちょっと変わったエピソードも楽しめます。フェミニストと保守運動、地方と中央、またそれぞれの内部にもある 対立。

意見・立場の多様性を踏まえつつ、フェミニズムの今後について考えるための本です(編集者 渡邊光)。








カテゴリー:著者・編集者からの紹介

タグ: / フェミニズム / 保守 / バックラッシュ

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