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NPO法人参画プラネット☆講演会「女性の活躍力発揮!中部地方から経済活動創造へ」

2011.06.27 Mon

6月11日(土)講演会「女性の活躍力発揮!中部地方から経済活動創造へ」を開催しました。 61の企業が参加している中部ダイバーシティNetとの共催、内閣府男女共同参画局の後援を受けての開催となりました。

資生堂のコマーシャルソングが流れる中、講師の株式会社資生堂 代表取締役執行役員副社長の岩田喜美枝さんが登壇。経済分野での女性活躍力を考える講演会がスタートしました。

はじめに、3月11日におきた「東日本大震災」から3ヶ月ということで、資生堂が行っている支援として、社員のボランティア活動の様子や情報提供の内容が紹介されました。企業が社会のために動くことの重要性を実感しました。

さらに「女性は、もっと活躍できる」をテーマに、企業における女性の活躍力、支援の必要性の話へと続きました。
「企業が生き残るためには、市場のニーズを理解し、変化への対応に強い組織でなければならない。」「社員の多様性は様々な視点から市場のニーズをとらえやすい」、また「新しい価値観、異なる価値観の摩擦、対立は新しい物を生む力」と話されました。

次に岩田さんがどのようにしてキャリアを作られたかに話が展開。
何度かの転勤、異動を繰り返された岩田さんですが、異動は不本意で決して嬉しいものではなかったそうです。
「無駄な仕事はない、必要とされている仕事」と自分に言い聞かせ、キャリアを積まれていきました。また、お子さんが小さかったころのエピソードも交え、育児とキャリアアップの両立は「欲張らず自分にとって大切なことを優先し、その他のことは諦めて割り切っていた。」とも話されました。

続いて、共催団体である中部ダイバーシティNet、株式会社デンソーの西野さんより中部ダイバーシティNetの紹介をしていただきました。

最後は、参加者から岩田さんへの質疑応答の時間となりました。
育児休業が終わり仕事に復帰するという参加者に、「体調を崩さないよう、まずは自分の体を大切に。周りに感謝しながらお仕事を頑張ってください」とエールを送られていました。

女性だけではなく、働いている全ての人たちが「私たちは何のために働くのか?」という原点をみつめ直し、明日からのキャリア形成へのヒントを得た講演会となりました。
これからも「毎日が宝さがし」の気持ちでキャリアをつくっていこうと思いました。

カテゴリー:参画プラネット

タグ:仕事・雇用 / 貧困・福祉