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回答12:堀口雅子先生

2015.05.10 Sun

月経痛(生理痛)の原因は、成熟するにつれていろいろ変わります。初経(初めての月経。平均12才)からしばらくは、未熟なための痛みで、深刻な病気が原因ではないから、鎮痛剤を飲んで様子をみます。我慢できなくなってから飲むより、早めに、一寸痛い位で飲んだ方が薬の量は少なくて済みます。
この方のように20歳位で鎮痛剤の量が増えたり、薬が効かない時は、原因として子宮内膜症(子宮内膜の組織が子宮内膜以外の所<骨盤内の腹膜・卵巣・子宮壁etc.>で増殖・出血・癒着して起こる症状) も考えられます。
ピル(経口 避妊薬)を飲むと、脳の中枢に働き・排卵がなくなり、女性ホルモンの分泌量が減るので、子宮内膜症の部分の萎縮・出血量の減少・痛みの軽減等が見られ、快適にすごせます。服薬を中止し月経再開しても痛 みがなければ、子宮内膜症は軽快している証拠です。
ピルの開発当時は、 薬の量も多く、吐き気その他の副作用も強く、マイナス面が強調されていましたが、長い間いろいろ検討・改良を重ねた結果、今 は安心して、避妊以外のホルモンに関係ある病気の治療にも使われています。もともと、将来いい妊娠・出産をしたい方が、その間避妊するための排卵抑制の薬ですから健康への問題もなく、排卵再開・妊娠可能性(+)・胎児への影響(-)も証明されています。
ただし、医師の診断・処方・指導が必要です。

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タグ:くらし・生活 / no12 / 健康相談 / 堀口雅子 / 子宮内膜症 / ピル / 月経痛 / 初経 / 鎮痛剤 / 経口避妊薬 / 排卵 / 女性ホルモン / 排卵抑制 / 避妊 / 妊娠・出産 / 排卵再開 / 妊娠可能性 / 胎児への影響