2014.11.19 Wed
~毎日のお買い物で、応援と意思表示、しませんか~
★祝島:産直グループ「びわ茶」うまれる★
山口県上関町、祝島。
西瀬戸内海にうかぶ、このハート型の島では、
対岸に上関原発をつくる計画がもちあがった1982年以来、
約9割の島人が計画に反対しつづけています。
原発の金に頼らない町づくりを目指して
島おこしに取りくむなか、
祝島の女性たちは産直グループをたちあげました。
びわの産地として知られる祝島では、
葉でお茶をつくり、昔から飲んでいるそうです。
その経験をもとに、無農薬の安心な「びわ茶」を商品化。
島にあるものを活かして新たな産業をおこしたのです。
びわ茶はノンカフェインで、お子さまにも妊娠中の方にもお勧め。
喉の痛みや咳、皮膚炎、むくみ等によいという声もあります。
各地の女性たちの協力で販路も広がっていきました。
★びわ茶づくりの技を引きつぐ★
それから約30年、「びわ茶」は、しばしば品切れになるほど人気の看板商品になりました。
現在は、産直グループの代表をつとめる坂本育子さんのもと、
「3.11」直後に東京から祝島へ移住し今季でびわ茶づくり4年目の
岡本あと美さんを中心に、技の継承が少しずつ始まっています。
「初めは、お世話になっているし何かお手伝いさせてください、
という気持ちで始めたけれど、今では自分のライフワーク」と、あと美さん。
「育子さんと一緒に、産直グループの意味など話しながら仕事をできるのが魅力。
それに、びわ茶づくりの仕事が好きなんです。同じことのくり返しではなくて、
毎回、湿度など考えて調整しながらつくる、それが楽しい」と、大きな瞳を輝かせます。
★びわ茶のつくり方★
その「びわ茶」づくりの工程は、
あと美さんのウェブサイト Atomi’s Shop from IWAISHIMA http://hartland.jp
の「working process」をご覧いただけると、詳しく載っています。
なので、ここでは、ごくごく簡単にお伝えしますと…。
1)太陽の日射しを浴びた祝島のびわ葉を収穫。
2)葉を洗浄して細かくカットする。
3)カットした葉を自然発酵させる。
4)発酵した葉を天日干しにする。
5)干して乾燥させたびわ葉を煎る。
6)煎ったびわ葉を袋に詰める。
★びわ茶の召しあがり方★
びわ茶はどのように召しあがってくださっても美味しいものの、
少しの心得でいっそう美味しくお召し上がりいただけます。
茶葉を、大さじ山盛り1杯(約4g)、
1800ccのお湯に入れて10分ほど煮出します。
火を止めたあとも、茶葉を取り出さずに
そのまましばらく置いておくのがお勧め。
色はいっそう鮮やかなオレンジ色になり、
香りも味わいもさらにアップします。
詳しくは、こちら http://wan.or.jp/market/?p=1027 もご覧ください。
★ご注文方法★
昔もいまも産直グループさんの決まりです。
つまり、このびわ茶を購入することで、
原発にあらがいつづける祝島の女性たちを通して
30年以上まえから今もなお原発計画を押しとどめている祝島の人びとへ
感謝と敬意とともに応援を届けることができるのです。
毎日のお買い物で、原発のない未来への意思表示、しませんか?
ご注文は、こちらから: Atomi’s Shop from IWAISHIMA「あとみの店」HP http://hartland.jp
「how to order」をクリックすると、ご注文方法が出てきます。
お値段は、100g 680円(税込み)、 50g 400円(税込み)。
1kg大袋や卸価格などは、お問い合わせください。