エッセイ

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もしも1人家族を辞めるときがきたら@1人家族vol.9 久津輪

2010.11.10 Wed

もしも1人家族を辞めるときがきたら。

私は何を持ち続け、何を置き去りにし、何を消し去ってしまうのだろうか?また、何が得られ、何がそのままで、何が失われるのだろうか?持ち物もそうだけど、気持ちとか、環境とか人間関係とか・・・。そんなことを10月はぐるぐる~っと考えていました。

9月の桃色事変を経て、着地した10月。

今なお、1人分の部屋を借り、1人分の生活費を稼ぎ、1人分の家事をこなしているわけですが「1人家族」という意識はぐにゃりとゆがみ、近い未来に訪れるであろう決定的な変化へ備えた「暫定1人家族」な日々と相成りました。

かつてないほど「起こりうる変化」を想定し検討し心の準備をしている私。

大学院進学も、かつての恋も、就職も、それにともなう引っ越しも、こんなに深刻に考えることなかったのに!・・・そしてかつてないほど「オンナ」であることの社会的な弱さをしみじみとかみ締めております。相手次第では今の仕事をやめる必要も無く、住み慣れた関西を離れる必要もないわけですが、私が選んだ人はそうでなかった。今の私をとりまく環境が友人との関係性が愛しくて失いがたいのは紛れもない事実だけど、いまだ姿を現さないこれからの環境を関係性を見てみたい気持ちがそれを上回ったのもまた事実。

―「久津輪さんの才能」を無駄にしてしまうのではないか・・・

相手に言われた言葉。私はどう返せばよかったのでしょう。「才能を無駄にする」ってなんですか。今ここにある生活を続ければ私は才能を無駄にしないで済むというのでしょうか。どの道を選ぶのかはもう決めた以上、新しい「生かし方」を模索するのに意識を向けるだけのこと。

形式的な手続きはまだ何一つ進んでいないという意味で不確定/不安定な状態でありますが、敢えて断言してしまいます。

私は結婚することにしました。

カテゴリー:@1人家族

タグ:結婚 / 久津輪

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