NPO法人WAN エッセイ

views

3260

20110130『日本のフェミニズム』全12巻完結記念公開シンポジウム

2011.01.17 Mon

20110130シンポ案内

『日本のフェミニズム』全12巻完結記念公開シンポジウム

主催:『日本のフェミニズム』全12巻完結記念シンポ実行委員会

共催:東京大学ジェンダーコロキアム

NPO法人ウィメンズ・アクション・ネットワーク

後援:東北大学グローバルCOEプログラム「グローバル時代の男女共同参画と多文化共生」東京大学社会科学研究所連携拠点・岩波書店

時:2011年1月30日(日)13時半-18時(開場13時)

所:東京大学文学部1大教室(法文2号館2階)

東大本郷キャンパスマップ

http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html

旧版『日本のフェミニズム』全7冊別冊1(1994-96)から15年。90年代以降に飛躍的に発展した女性学・ジェンダー研究の成果をとりいれて増補新版『新編 日本のフェミニズム』全12巻(2009-2011)が、第9巻『グローバリゼーション』(刊行予定2011.1.28)をもって完結します。このアンソロジーは、日本のフェミニズムの財産目録というべきもので、次世代にバトンを手渡すためにつくられました。長期にわたる関係者の尽力に感謝し、完結を記念して以下の公開シンポジウムを開催します。

プログラム

総合司会:十時由紀子

開会挨拶 編集者の立場から 十時由紀子(岩波書店)

第1部

完結にあたって:「日本のフェミニズム」を手渡すために 編者を代表して                        井上輝子(和光大学)

アンソロジーの政治   上野千鶴子(東京大学)

第2部 「日本のフェミニズム」を若い世代が読む

40代が読む           岡野八代(同志社大学)

30代が読む           熱田敬子(早稲田大学)

20代が読む           草野由貴(東京大学)

第3部

15年後にアンソロジー改訂版をつくるとしたら?3つの編集方針をめぐって

日本語圏を超えて(言語ナショナリズム批判)       北村文(明治学院大学)

当事者性とヘテロセクシズム(異性愛主義批判)     齋藤圭介(東京大学)

メディアの多様化(印刷メディア至上主義批判)     妙木忍(東京外国語大学)

第4部 司会 千田有紀(武蔵大学)

コメントに応えて

編者全員 天野正子(東京家政学院大学)・井上輝子(和光大学)・伊藤公雄(京都大学)・伊藤るり(一橋大学)・上野千鶴子(東京大学)・江原由美子(首都大学東京)・大沢真理(東京大学)・加納実紀代(敬和学園大学)・斎藤美奈子(評論家)

討論

閉会挨拶 江原由美子(首都大学東京)

入場料:無料(ただし資料代500円をちょうだいします)

問い合わせ:東京大学上野研究室 03-5841-3875 ueno@l.u-tokyo.ac.jp

参考

【『新版』と略称】天野正子・伊藤公雄・伊藤るり・井上輝子・上野千鶴子・江原由美子・大沢真理・加納実紀代編/斎藤美奈子編集協力2009-2011『新編 日本のフェミニズム』全12巻、岩波書店(1リブとフェミニズム/2フェミニズム理論/3性役割/4権力と労働

/5母性/6セクシュアリティ/7表現とメディア/8ジェンダーと教育/9グローバリゼーション/10女性史・ジェンダー史/11フェミニズム文学批評/12男性学)

http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch

【『旧版』と略称】井上輝子・上野千鶴子・江原由美子編/天野正子編集協力1994-96『日本のフェミニズム』全7冊・別冊1、岩波書店(1リブとフェミニズム/2フェミニズム理論/3性役割/4権力と労働/5母性/6セクシュアリティ/7表現とメディア /別冊男性学)

sympo_poster

カテゴリー:WANの活動 / 日本のフェミニズム 再発見 / シリーズ

タグ:フェミニズム