2010.01.18 Mon
11月25日夕刻、東京千駄ヶ谷。
上野千鶴子さんと加藤登紀子さんの対談が実現しました。
加藤登紀子さんは、皆様も御存知のとおり、40年以上にわたって歌をうたい続けて来られた歌手です。しかしそれだけではなく、文筆活動や、あまり知られてはいませんが書や陶器の制作もされています。近頃は千葉県鴨川の農場で、「農的幸福」を追求し生活されています。
以前からA-WANでは、このような加藤登紀子さんの多岐にわたる創作活動の一端をご紹介したいと考えておりましたが、彼女の作品のみならずその生き方、彼女の思想や魅力がより伝わる形で記事を掲載するべく、今回、上野千鶴子さんとの対談を企画いたしました。
お二人は、これが初顔合わせ。しかしながら、生き方について、音楽について、時代について、時には火花を散らし、時には深く共感しあいながら、対談はなんと4時間半にも及びました。対談終了後には、街角の喫茶店でビールを飲みながらさらに1時間。その内容も濃く、テープ起こしに少々手間取っていますが、近日中にこのサイトにてアップさせていただきたいと思います。
当日は、期せずして、両者とも若い学生や研究者を同行してこられました。これまでの自身の経験や考えを若い人たちに伝え、世代を越えたコミュニケーションを深め合いたい。そのような問題意識を共有するお二人の対談。御期待ください。
(なお対談の一部は、12月24日発売の情況新書『登紀子1968を語る』に抄録されています。)
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