2014.09.13 Sat
9月5日開催 第21回上野ゼミ モテの当事者研究――弱さを公開する強さ
参加者のコメントです。レスカ(レスポンス・カード)に書いていただきました。
・「セレンディピティ」が都合良くゴキゲンでいいなーと思いました。
・「内面化された女性が多い」というのはその通りで、周囲の30代、40代の子育て世代にも、たくさんいます。その中で特に厄介なのは、「そこそこ高学歴専業主婦ではないか」という問いを持っていて、解明していけたらと思っています。
一原さんのような男性は、今後も増えるでしょう。子どもが「自分の人生を生きられる」社会にしていくには?今日のゼミで、また問題意識を強くしました。
・男性の「過剰防衛」について
私自身、父の過剰防衛をずっと憎んでいて、恋人を含む周りの男性の過剰防衛も嫌悪感をもってしまいます。
それを知人に話したら、「周りの女性(妻?)が肯定し続けたら、変わった」ということを言われましたが…。本当にそうなのか信じられないのです。そんなので変わってくれるなら、いいなと思うのですが。結局、身近な男性の「過剰防衛」=(被害者意識)を解除するにはどうすればいいか
・時間が足りなかった。日本とアメリカ違うー、と感じました。いや日本にもPredator女は結構いるので「Sexで支配」もしているかもしれないですね。日本のPredator女は、一見「日本の男の女らしさ」を体現しているので目立たないかも。
・非常に中身の濃い、充実したものでした。また機会があれば参加させていただきたいと思います。
・今日のゼミは、とても楽しかった。
「好き」という言葉の好きな自分で良かった♪と思いました。私には「愛する」より「恋する」より「好き」が一番ピンと来ます。
男性が「モテ」にそこまでこだわることが、もう一つ分りません。
「まんまの僕ちゃんを、いい子いい子して欲しい」…って上野さんがこれまでもよく言っていた「男の究極の欲望」ですが、本当にこれが全てなんだ…と再認識しました…ったく、男って。
・私なりに考えたのですが…
モテる、モテたいの背景には2つの柱があるような気がしています。
1) 子孫を残す、動物的本能によるもの。
2) 人間的コミュニケーション、相手が自分も好きであるという幸福感を得たい
フェミニズム・女性学は、社会全体の問題につながりますね。支配・欲望つきつめると戦争・なんかに結びつくんでしょうか??
・今回もいろいろとありがとうございました。
コメンテイター、また二村さんがあそこまで自己開示できるのも、この場に全幅の信頼をおいているからこそです。今日は本当に楽しかった!
・大変 有意義な時間でした。
恋する(=欲ぼう)と愛する(=受容)という図式がはっきり分った。
本来そのような本ではないかもしれないけれど、自分の生活がどうしてうまくいかなかったのか わかった気がする.
・恋=欲望 愛=受容 「好き」=見返りを求めない好意 「恋」=支配と所有のパワーゲーム のまとめがよかったです。
・若いお二人の当事者研究+コメンテイター二村さんというとても面白いゼミでした。
恋愛という多くの人が体験することを通じての考察で、自分の身に引き寄せて考えることができました。
自分のまわりには男子校出身、同性に承認されれば異性へのことはまぁ風俗にいけばイイヤ、という人がいて、同性・異性の承認について考えていきたいと思っています。
■課題図書:二村ヒトシさん著の『すべてはモテるためである』、
これらの本をもとに「モテ」を実践した司会者が発表・
■司会:一原理彦(1983年生まれ、出版社勤務) コメンテーター:ゆうこ(1988年生まれ) ゲスト:著者・二村ヒトシさん
■日時:9月5日(金)18時~20時
■会場:中央線三鷹駅北口・武蔵野タワーズ集会室
カテゴリー:レポート
タグ:セクシュアリティ / 恋愛 / セクシュアリティ研究