2015.08.11 Tue
わいわいWAN!キックオフイベントに参加された、名畑恵さんからの報告です。
★★★
上野千鶴子先生のお話とワールドカフェ。WANの若手チームキックオフの会に参加してきました。会場超満員。上野先生ナマトーク初体験でした。散弾銃を浴びながら笑い死にするような体験でした。生き返らないと。
生きやすい社会を自分たちで一歩一歩獲得していくために、怒りとアクションをテーマにワールドカフェ。先生がまとめました。主権者としての私たちは社会を変える責任がある。リスペクトできるような生き方していますか。責任ある怒りの表現の技を磨きましょう、と締めくくりました。怒りの表現6段活用ぐらいを紹介してみえました。自分で見極めて先人の知恵をお借りして使うのよって。
1)正面突破(自爆の危険性あり)
2)理論武装
3)回り込み
4)連合
5)笑い
6)おちょくり殺法
(恨みを買うリスクをとった上で)
→上野先生らしい^^
全体に渋谷典子さんの心のこもった事の進行、素敵な会で学ばせていただき感謝です!
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折角だからメモも・・・
○責任ある市民として
戦争、原発、女性差別、自覚して怒って表現しなさい。自覚の足りなさについては小熊英二先生の言葉を引用されながら、「官邸を取り囲み、全国で声を挙げたデモ、おかげで再稼動がとまったまま2夏越えたでしょ、市民の怒りの力だと。このすごいことを成した、自分たちで自覚して評価すべきです。怒りを表現して、再稼動できない状態をどうにか伸ばしていく。え、原発なくたって問題ないじゃない。つながって、声をあげる」戦争は女性たちは巻き込まれたといっていい、責任はない。もしくは「チアリーダーをやっていた(若桑みどり先生)」今は責任がある。主権者なんだから。主権者とはそれだけの責任があるということ。変えられなかったことは若者に謝らなくてはいけません。知らないふりはできません。ごめんなさい、と、先生は誤っていました。
「権利の上に眠るな(市川房枝)」
○女性差別について
雇用機会均等法について昨日NHKの戦後史証言の再放送を観たばかりだった。。たまには女扱いしてよ、と言っている私はまだ恵まれた方。(差別以前に結婚出産となると団体に体力が無いことが問題・・・それ以前に結婚問題が浮上しない事が問題><・・・)
非正規雇用女性7割。
昔女に許された感情はねたみ・そねみ・恨みだった。でも今は怒れる。怒りは対等な相手に対する感情。怒らなくては!
モラハラ、パワハラ、セクハラ、マタハラ、世の中まだまだ女性が虐げられた状況がありますよ。戦後70年、女の戦いの歴史。
紹介図書
小熊英二『原発を止める人々』
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