2009.06.07 Sun
京極夏彦による「百鬼夜行シリーズ」第五弾。房総の富豪である織作家創設の女学校で生じた集団売春事件、女性を狙う目潰し魔。一見別々に見えた二つの事件は、まるで蜘蛛の巣のように古本屋の主人・京極堂らの上に張り巡らされていく―。果たして巣の中心に位置するのは誰か。
本作は女権拡張論・半陰陽・売春など、女性や性に関するテーマが扱われており、フェミニズムやジェンダー論の観点からも興味深い。周縁から中心部へと、同じ位置を何度も通りながら収縮していく二つの事件の構造はまさに蜘蛛の巣と言えるが、読者は読み終えた後、本作自体もまた同じ構造をしていることに気づくだろう。(bochan)
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