第26回 上野ゼミ「女子をこじらせて」
書評セッションに参加してくださった雨宮さんへ向け、ゼミ参加者からのメッセージを集めました。
心から御冥福をお祈りいたします。

信じたくない気持ちでニュースを探りました。
昨年のゼミの時のお顔と声を思いだし、悲しみでいっぱいです。

私自身の、キツい節目を、雨宮さんの本を足掛かりに紐解いていました。その端緒であった彼女を失ってしまいました。寂しいです。

女が女であるままに生き、勇気と繊細さを持ち合わせた雨宮さん。
とてもショックです。

女が女であるままで強くカッコよく生きるのはまだまだ厳しいですね。
高い壁を見上げながら、それを打ち崩す力をもった同朋を失った今、まずは思い切り泣くところから初めようと思います。
先のことはわかりません。同じ時を過ごせた幸せを、宝物にします。ありがとうございました。

きりっとした、雨宮さんを思い出します。
真剣に生きた雨宮さんを感謝をこめて、思い出します。

私たちはこれから何を支えに生きていったらいいのでしょう。
これは、本当にお世辞とか大げさな話じゃなくて、こんなにも人を虜にしてしまうお人柄で、魂を感じる文の書き手を失い、本当に私たちはどうしたらいいの。と、こじらせ女子仲間と悩んでいます。

また一人、キラキラと耀く魅力あふれる女性を失ってしまいました。
喪失感でいっぱいです。たくさんの言葉を、勇気をいただきました。ありがとうございます。心から。

これからも、折に触れ、雨宮さんを思い出すことでしょう。

雨宮さんはエンコー第一世代。バブルが弾けた時に女子中高生でした。それは、制服に身を包み使用禁止とされた少女という身体を、付加価値付きで性の世界に再び参入させられた世代です。学力と性的価値で細かく階層化され、それは社会人となった後も『勝ち組・負け組』などといった言葉でカテゴライズされています。その階層をとっぱらい、おやじ社会に斬り込む試みは、どうしてこんなに大変で、苦痛で、自らを切り刻まなければならないのでしょうか。この怒りはどこに向けたらいいのでしょうか。
雨宮さん、あちらでは、女子プロや宝塚を存分に楽しんで、女の幸せを謳歌してください。御冥福をお祈りいたします。

雨宮まみさんが上野ゼミに来てくださり、 たくさんの優しさでわたしたちを救ってくださったこと、 絶対に忘れません。
あんなにも優しい雰囲気の中、ゼミができたこと、 嬉しかったです。
女子プロレスの会場で偶然雨宮さんと遭遇したとき、青山のスパイ ラルホールのお店で偶然遭遇したとき、トークイベントに行ってお 話したとき。
優しさと強さを兼ね備えた瞳に毎回吸い込まれそうになりました。
雨宮まみさんの言葉や生き方に何度となく助けられ、 支えられてきました。
本当にありがとうございました。

雨宮さんは私たちこじらせ女子が普段感じていることを言葉にし世に出してくれた人です。上野ゼミで一緒に撮って頂いた写真を見返すと、また悲しさが込み上げてきますが、これからも雨宮さんが残してくれた作品や言葉を大切にしていきたいと思います。

レスカコメントもご覧ください。
第26回上野ゼミ「女子をこじらせて」レスカコメント