しばらくヨーロッパ旅行について書かせていただきましたが、
実は今回ご紹介する場所がヨーロッパ大陸に初めて降り立った思い出の地。
イタリア、スペイン、ベルギーに続いて、ヨーロッパ旅行の締めくくりとなる今回は、
フランス・パリの魅力をご紹介したいと思います!


日本人に絶大な人気を誇る観光地、パリ。
訪れたのは9月の初旬で、例年この時期はすでに肌寒い天候だそうです。
雨が降り続き、すでに冬の訪れを感じさせるような日々が続いていたようですが、
幸運なことに、私が滞在した3日間は晴天続き!
日中は日差しが強く、野外に寝そべって陽気を楽しむ人々もちらほら。
パリから足を延ばして訪れたヴェルサイユ宮殿の庭園では、
美しく咲き乱れる花々を楽しむことができました。
天気の良い日は、セーヌ川クルーズを楽しむのもおすすめ。
ロンドンのテムズ川より川幅の狭い箇所が多いので、川沿いの遺跡を比較的間近で見られます。
ナイト・クルーズも随時開催されており、ボート上から一望できるライトアップされたパリの街には、
日中とは一味違った情感が漂っていました。
しばらくイギリスの簡素な食事に慣れていたせいか、
フランスで食したもの、特に洋菓子やパンの美味しさといったら格別でした。
色彩がきれいで、見ているだけで満足できてしまいます。
イギリスにはこういった味も見た目も良いものがなかなか売っていなかったので、スイーツ好きにはたまりませんでした!
パリにはしっとりモチモチしたパンや、濃厚なクリームが入ったものも売られていて、
日本の味に近いパンが手に入ります。
そもそもロンドンには日本のようにパンだけ売っているお店自体が少なく、
買物ついでにスーパーでパンを買うことが多かったので、パリのパン屋の豊富な品揃えはとても印象深かったです。

テレビや雑誌でしか知らないパリの有名な建築物や芸術作品を目にすることができるというのは、
なんとも不思議で喜ばしい経験でした。
ルーヴル美術館の美術品やオペラ座の装飾を観賞した後はエッフェル塔に立ち寄り、
時間帯や見る角度によって違う様々な表情を知ることができました。
展望室に昇って景色を楽しむのはもちろん、真下から見上げてみたり、夕暮れ時や日が暮れてから再び訪れてみたり。
何度見てもその荘厳な佇まいには圧倒されます。
街のランドマークは、パリの街が見せる実に多様な魅力を象徴していたようにも感じました。

ルーヴル美術館・中庭にあるガラスのピラミッド

シャガールによって描かれたオペラ座の天井画

しかし、1つだけ残念なことが。
イギリス人に「ロンドンの街は、下を向いて歩いてはいけないよ」とよく言われていましたが、
実はパリでも同じことが言える気がします。
つまり、建築物や街の雰囲気は間違いなく素晴らしいのですが、
目線を落とし、道路を見てみると…
ゴミがたくさん散らかっていたり、排水溝から水や臭いが噴出していたり…。
美しく清潔な街並みを想像していた観光客は少し残念な気持ちになるかもしれませんが、
日本の街がいかに清潔に保たれているか実感し、感謝する機会にもなりました。(つづく)
■ Megure Yui ■
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