2017年7月6日朝7:45~8:00放映NHK「おはよう日本~村女性 忙しさ解消を目指して~長野 川上村~」を視てください。(首都圏版、ネットアーカイブで視聴可、字幕付き)

…8年前、村に嫁いできた川上知美さん。農業に関心…収穫の体験…夫の耕志さんと知り合いました。
…『家事や育児は女性の仕事だ』という考え方が、村にはいまも残っているといいます。
…これまで…村の外から多くの女性が農家に嫁いできました。
…2年前、村が農家の男性を調べた…50歳未満の半数以上が独身…

副村長の西尾友宏さん…「経済的な主役が男性。地域づくりも男性中心になっていた。『女性が “住みたい” と思える地域づくり』が、お嫁さんが来てくれることにつながる」
…村が…家事を支え合うために開発したアプリ…『家事を手伝ってほしい』…時間に余裕のある別の女性が引き受ける…村の中で買い物などができる “ポイント” を受け取るシステム…知美さんは…『気持ちと時間に余裕が生まれた』…(以上概略)

ナレーターは村や農家に「嫁いで」と言い、副村長は「お嫁さんが来てくれる」ためにアプリを開発と自慢。

役所に問い合わせると「あれは全部副村長がやった…」とのこと。
副村長の西尾友宏氏は2015年に農水省から出向した人物!
自分とこの村は世界が違うという「霞が関」目線の副村長あっての番組のようです。

以下NHK宛に送ったメールの概略です。
「番組から受け取る印象は、川上村では、現在でも男尊女卑のイエ制度があるため、女がこの村の男と結婚することはこの『村に嫁ぐ』ことで、村や男の側は『嫁に来てもらう』つまり、旧民法の支配下で暮らしているということになりますが、いかがですか。
NHKは、川上村を含む長野県の男女の婚姻をこのような表現、言い回しで表しているのでしょうか。
そうではなく、もし、川上村は特別だからということであれば、その理由をお示しください。」

まだNHKからの回答は来ていません。

ぜひ、ネットでこの番組のアーカイブをご確認ください。