11日、大阪の電車内で、眠っている女性にキスをした男が準強制わいせつの疑いで逮捕されるという事件があった。電車でつい寝てしまった経験は多くの人にあるはず。そこに見知らぬ男がキスなんて、けしからんにもほどがある。被害女性はどれだけ気持ち悪く、ショックを受けたことか。
「眠っている女性にキス」で思い浮かぶのは、白雪姫や眠り姫のおとぎ話。考えてみれば、「王子様」とはいえ見知らぬ男。眠っているところに勝手にキスするなんて、このニュースの準強制わいせつ容疑者と大して変わりはないのでは?とツイートしたところ、結構にバズって、「「白雪姫」王子のキスは「準強制わいせつ」 阪大教授ツイートめぐり激論に」と派手なタイトルでYahooニュースに取り上げられるまでに。
ツイッターでは、誤解や誤読、強い調子の批判や非難も少なくなかった。多少はツイッター上で続けて発言したものの、文字数の限られた中ではじゅうぶんに表現できないこともあり、あらためてなぜおとぎ話の王子のキスが性暴力なのか、それに着目することがなぜ必要なのかを、典型的な批判リプに応えるかたちで本稿で論じていきたい。
フェミニスト文学批評という試み
批判でもっとも多かったのは、「おとぎ話をそんな風に解釈するなんて頭がおかしいのでは」、「現実とフィクションの区別がついていないのか」、「夢を壊すな」等々のたぐい。
この手の方々には、文学批評というジャンルをご紹介したい。おとぎ話にかぎらず、文学、映画、マンガ等々は、作り話であれ、世の中に広く流通し多くの読み手を得ているということは、そこに私たちがリアルに生きる社会の何かが何かしらの形で映し出されているということだ。文学批評は、そこに潜在し埋もれている社会のコードを読み解いていく(社会の事実がそのままそこに書かれているなどと解釈しているのではないですよ、くれぐれも念のため)。評者は、著者自身が意図した以上を読み取ることも往々にあるが、それは、あたっているかいないかといったレベルの話ではなく、評者独自の読み取りから引き出される面白さ、そこに見えてくる新たな世界観に批評としての価値が現れる。
文学評論のなかでも、フェミニスト文学批評というジャンルは、とくにジェンダー視点から興味深い読み方、論点を提示してきた。「作品の価値を理解しない野蛮な読み」などと見当違いな批判をされながらも、権威とされカノンとされる文学作品も含めて、鋭くメスを入れ、底流として、あるいはあからさまに流れる男性中心的な世界観を覆す読みをしてきた。
おとぎ話についても同様で、私が今回ツイッターで指摘した、おとぎ話の一つの定番(おとぎ話はどれもさまざまなバージョンで改変されているが、とりあえず現代の日本でもっとも普及しているディズニー版を念頭にして)の、王子様の突然のキスでお姫様が目覚め二人は結婚してハッピーエンド、というストーリーも、観点を変えてみると、王子という高貴な身分であれイケメンであれ、「森で出会った見知らぬ女性に(深く眠っているのだから当然、意思確認も同意もなく)キスをする」というのは、普通信じられているようなロマンティックな夢物語どころか、性暴力だと読み取ることもできる。
西洋出自のおとぎ話だけでなく、日本が世界に誇る古典文学である『源氏物語』も、普通に読めば、高貴な身分でみめうるわしき光源氏の恋の遍歴を描いているわけだが(ストーリーは複雑で、それだけを描いているわけではないが)、これも、観点を変えれば、帝の息子で朝廷の超有力者という地位を利用して朝廷内外に生きる女性たちに性的接近を行う、悪質なセクハラストーリーだと読み取ることもできる(実際、いくつものシチュエーションで、相手の女性は「面目がない」と拒否の姿勢を示すのだが、源氏に押し切られている)。
これらの「読み」は、それらの作品の価値を貶めたり否定したりすることでもなんでもなく、むしろその作品世界の理解を深め幅をひろげていくことであって、ましてや(ツイッターでのリプで実際あったのだが)「作品を発行禁止にしろ」などと主張しているのではないことは言うまでもない。
詩織さんの闘いに連なる
私が今回ツイッターでつぶやいたのは、電車での犯罪行為のニュースが直接のきっかけではあったが、伊藤詩織さんの闘いに連なる意図があった。彼女の勇気ある告発で、意識が無い状態での性行為はレイプであるという理解が広く知られるようになった。なにしろ、TVドラマでもマンガでも、「女性を酔わせてモノにする」たぐいのストーリーが溢れており、しかもそれは「やんちゃ」「ラッキー」であるかのように描かれて、実は犯罪にほかならないという認識が薄い、おそるべき誤りがこの社会には広がっている。現実に起こっている性暴力犯罪も、それを真似たかのようなものが多々みられるのは本当に腹立たしい限りだ。そのなかで、詩織さんの告発は、大きな教育的・啓発的効果があったと思う。だからこそ今、さらに、おとぎ話はじめいろいろな物語のなかで、意識のない女性に性的行為を行う性暴力がロマンティックにさえ描かれてきたことが、女性の意思を無視して性的行為を行うことの犯罪性を見過ごしてしまう一因にもなってきたのではないかと気づくことは、性暴力に関する認識を変え防止を進めるステップとして大きな意義があるはずだとツイートしたのだった。
「結果オーライ」が隠蔽するもの
もう一つ、批判リプで多かったのは、「姫は王子様と幸せに暮らしたというエンディングなのだから、『キスに対する推定的同意がある』のだから問題ない」というもの。しかし、この理解は本当に危険だ。そのように「結果オーライ」を捏造してどれだけ性暴力が見過ごされてきたか、考えてみてほしい。AVはじめアダルトコンテンツでは、強姦・レイプで女性は最初は激しく抵抗していても、「女は結局は快感を得る」のだからOK、のごとく描かれがちだが、それと同じではないか。実際のレイプの多くは、交際相手や職場の上司や同僚、親族や知り合いなどの人間関係がある中で起こるが、被害にあった女性の多くは、ショックを受け体調を崩すような状態になりながらも、誰にも被害を相談せず、警察にも届けていない(内閣府男女共同参画局「女性に対する暴力」に関する調査研究)
被害女性たちは、辛い気持ちや心の傷を抱えながらも、相手との関係のために被害を信じてもらえない、警察に言ってもムダ、被害を訴えたりしたらどんな報復にあうかわからない、、、と諦めているのだ。
この調査には、そのレイプの相手はその後どのような行動を取ったかという項目は無いが(それを調査するのは現実には非常に難しいだろう)、研究者・アクティビストとしてさまざまな性暴力やセクハラの事例に接してきた経験から言うと、当の相手は「なんとも思っていない」「自分のしたことがレイプだとは思ってもいない」だろうと想像がつく。いい思いをさせてやった、くらいにさえ思っている男たちも居るに違いない。もしかすると、それが繰り返されて、あたかも「恋人関係」のようになったり、妊娠してやむなく結婚に至ったケースすらあるだろう。被害者の苦しみや葛藤に無頓着でいられる者は、これを「結果オーライ」と考えるのだろう。
このように書くと、なぜそこまで悪く考えるのか、よっぽど不幸な生活をしているのだろう、との印象を持つ人もいるだろう。これが今回のリプで多かったパターンのもう一つで、余計なお世話、「あんた私の何なのさ」と古臭いせりふを返したいところだが、実はその気持ちはわからないではない。上野千鶴子さんが、名著『女嫌い――ニッポンのミソジニー』で、「本書は多くの読者にとって、女にとっても男にとっても――とりわけ男にとって――不愉快な読書経験をもたらすだろう。なぜならそれは多くの男女が目をそむけていたいことがらのひとつだからだ。」と書いておられるが、まさにその通り、当然と思い安住している世界に潜む差別や不公正を暴かれるのは、誰にとっても居心地のいいことではない。フェミニストとは、性差別の満ち溢れる世界に安住することに、激しさや表現の程度はさまざまであれ、No!と考える人々であるから、フェミニストにとっては、その暴きは、わけがわからないままに自分を取り巻いていた暗闇や混沌から自分を解放してくれる喜びであり目からうろこがおちる瞬間である。それは、いくら「そんなふうに考えるなんて非常識だ、不幸だ」と疎まれようが、多くの人に声を大にして伝えていきたい発見だ。疎まれ攻撃されるのが嬉しいわけではないが、そのことによって私たちを押しつぶそうとする社会や文化に風穴をあけていく、そのために私たちフェミニストは発言を続ける。

冒頭にも書いた伊藤詩織さんもそうだが、海外でも、ハリウッドの大物プロデューサーが長年繰り返してきたセクハラに何人もの女優たちが被害を告発、それに呼応して多くの女性が、#Me Too のハッシュタグで、自分たちが経験してきた性暴力セクハラ被害にNo!の声を上げ、社会を変えようとしている。私たちは、それを、より広がりのある、より確実なものしていきたい。
性暴力告発への敵意と軽視
今回のバズには、批判というより、単に意見が相入れないだけなのになんでここまで、とびっくりするくらいの人格攻撃もあった。上にも書いたとおり、自分が信じている世界に異を唱えられることに脅威を感じ、それが攻撃に転ずるというのは、賛同はできないにしろ人間の心理メカニズムとして理解はできる。しかし、今回受けた激しい反応には、それ以上に、「同意ない性行為は性暴力だ」と指摘されること・理解することに強い抵抗がある人々が少なからず居ると改めて思い知らされた。またそこには、「キスくらいで」といった、性的被害を軽視する風潮も強く感じる。多くの女性たちが悩み傷ついている痴漢も、「ちょっと触ったくらいで」「触られるくらい大したことない」と軽視し、No!と声を上げようとする女性たちを敵視する傾向すらある。こうしたなかで、性暴力に関する社会の認識を変えることはまことに容易ではないが、しかしだからこそ、声高く言っていかねばならないと痛感する。
希望をもって
今回、上記のような否定的なリプも多数あったものの、それをはるかに上回る、賛同や同意のレスポンス、共感をしてくれているらしいRTを得ることができた。先日は、伊藤詩織さんの告発を「ウソだ」とする山口敬之氏の手記を批判する、「「強姦神話」を暴く---山口敬之氏手記を批判する」
を書いたが、これも、短い期間のうちに5万を超えるビューを得た。私の拙文でこれだけの関心が得られているのは、それだけ、性や性暴力をめぐる現在の社会の制度や文化のありように、なんかおかしい、と疑問をもつ人々も多数おられるということ。本記事、なんだか悲観的なことも書きましたが、私たちは希望をもっていいですよね!

コメント
3:
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5: 名前:gender_atomic
天女の衣を盗んだ木こりはレイプ犯 昔話の主人公に物申した韓国・女性家族相に賛否
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180728-00010001-clc_teleg-int
大昔の物語に現代の法律を適用するのは気が引けますが、強制性交等の成立要件に「暴行・脅迫」があります。
もし木こりが「衣を返して欲しければ俺の子どもを産め」とでも言おうものならレイプの罪にあたるでしょうが
元裁判官によるとこの物語を読む限り、木こりが天女に暴行や脅迫をしたと読み取ることは出来ないようです。
牟田教授からの援護射撃が確認できないのでご紹介いたしました。コメントお待ちしております。
6: 名前:gender_atomic
こちらのページにはフィルターがかけられ私の投稿が読めなくなってますね。
そして以下のページではコメント欄まるごと、私の投稿が削除されてます。
https://wan.or.jp/article/show/7775
https://wan.or.jp/article/show/8361
下のページに対するコメントと、続きをこの場に掲載しておきましょう。
皆さんごきげんよう、gender_atomicと申します。なにやら「うろたえる男たち」などと男性弾圧を企てる投稿がありましたので意見させていただきましょう。
ます「痴漢の冤罪」リスクについて。
そもそも痴漢が犯罪と言われ出したのは女性が不快の声を表したのが発端であることは疑いようがありません。
確かに胸や尻や性器に故意に触れたり(迷惑防止条例違反)、服の中に手を忍ばせるなど(強制わいせつ罪)許しがたい行為です!
1988年11月4日に起こった「地下鉄御堂筋線事件」を機に痴漢を犯罪と定義されるようになったのは本文の通りですが、旧迷惑防止条例では【被害者が女子に限り】痴漢行為とされいたことに疑問を感じませんか?
1999年から2014年の15年にかけて、全国の迷惑防止条例が改正され、男性も痴漢被害を訴えられるようになったのです。
しかしながら、男性の声で「痴漢!」と聞こえたとして、皆さんは「え?被害者は誰?」と思いませんか?
線路に逃げて電車に跳ねられ亡くなったケースでは、被害を訴えた女性は「腰の辺りに動く感触があり振り返ると男性が『すみません』と謝ったので痴漢だと思った」とメディアに語ってます。
寿司詰めの満員電車内で姿勢や体勢を変えれば隣の人に伝わるのは当然です。こんなものまで女性は痴漢と呼んでいることが問題なのです!
2015年警備大手のセコムが「セコム広報です。痴漢に新手の行為が出現。匂い嗅ぎ痴漢、密着痴漢と呼ばれ、混んでいるのを理由に体には触らないがギリギリまで接近し女性の匂いを嗅ぐ行為。直接触らないでかばんを女性の体に押しつけても、女性が不快に思えば痴漢。満員電車やエレベーター、エスカレーターもご注意を。」などとツィートして炎上しましたが
これを痴漢と定義するならば、寿司詰め満員電車内の不可抗力で、女性も男性に対して痴漢行為を働いていることになりますよね!
しかし男性が痴漢被害を訴えないのは何故でしょう?男性は痴漢に遭わないとでも思っているなら大間違いです!
すべて男性は、女性が痴漢と騒ぎ出す程度のことをされても【我慢】しているのです!男性が痴漢被害を我慢しているからこそ、女性は【冤罪のリスク】をいっさい負わずに済んでいるのです!
男女平等を主張するなら、男性による恩恵を仇で返すことをしないためにも、男性が我慢している程度のことくらい女性も我慢しましょう。
痴漢は一瞬、冤罪は一生の被害です。
次に「魂の殺人」について。
痴漢被害について語っておられるのに、どうしてレイプ被害にすり替わっているのでしょうか?
痴漢とレイプを意図的に混同し、痴漢冤罪被害と比較しようという論法でしょうが、切り離して考えてください。
というわけでレイプについて説いてまいります。
2017年の刑法改正以前は、たとえ同意があっても13歳未満の女児と性交した男は「強姦罪」に問われましたが
たとえ暴行や脅迫を用いて13歳未満の男児と性交しても、女が強姦罪に問われることはありませんでした。
つまり、女が男と同じことをしても罪に問われない。それが【性犯罪】です!
ハリウッド大物プロデューサーであるハービー・ワインスタインによる性的暴行を最初に告発した、#MeTooムーブメントの発起人の1人であるイタリア人女優アーシア・アルジェントは、自身が37歳のときに当時17歳だった元子役の男子と性行為していたことが判明してます。
日本での法定性交同意年齢は今も昔も13歳ですが、カリフォルニア州では18歳です。つまり17歳少年に酒を飲ませ性行為に及んだアルジェントの行為は、立派なレイプ(伊藤詩織さん事件と同じ準強姦罪、現在の準強制性交等罪)です!
被害者の男性はアルジェントが#MeToo運動を活性化させるにつれ、自分が過去にアルジェントから受けた行為がレイプだったのではないかと気づき、告発に至ったと弁護士を通じて述べておりました。
まぁ、彼女の過去を持ち出して#MeToo運動そのものを否定するつもりなど更々ありませんが、私は「犯罪心理のサンプル」として彼女に注目しています。
これまで強姦事件を起こした男の過去を探ったところ、幼少期に性的虐待を受けていた例が少なくありません。
海外では普通に男性もレイプ被害を受けたと#MeToo運動に参加しておりますが、日本人男性が声を上げないのは何故か考えたことがありますか?
日本では男性がレイプ被害を訴えても、認められなかったからです!
男性の性被害の100%が泣き寝入りしてきた現実に直面し、彼らは被害を「受け入れ乗り越える」しかなかったのです。
ですから2017年以前の男性の殆どが、性被害を「人生における試練」として受け止めてきたわけです。
多くの男性に「貴方が受けたそれは性犯罪です」と説き、過去の呪縛から解き放つことが、新たな性犯罪を防止するための最善策ではないでしょうか。
平成の終わり頃、スマホのオンラインゲームで知り合った22歳女が、12歳男児と性交したとして
法改正後初にして、日本の歴史始まって以来、女が男性(男児)をレイプして逮捕される事件が発生しました。
ところが「男児うらやましい」だの「被害者いない犯罪じゃない?」だの「男児も逮捕されろ!」だのTOKIO山口宅についていった女子高生以上の被害者バッシングが起こっています。
成人女性が被害に遭っても「魂の殺人」と呼ばれる被害を年端もいかない男の子が受けて、心身ともに無傷でいられるわけがないでしょう?
痴漢も強制性交等も、法律では男性も性犯罪被害者になれるとはいえ、日本ではまだまだ理解されていないようですね。
ノーベル平和賞を受賞したムクウェゲ医師は戦場での性犯罪について多くのことを語っております。
とくにイスラム圏など、夫婦間以外の性行為を禁忌としているため、男性でも妻以外との性行為をさせられたらショックで自殺するとされています。
女性米兵が全裸の男性捕虜の性器を指差して写真に写っていた事件を覚えてますか?女性米兵が捕虜を拷問するために性的虐待を加えたことも有名な話です。
日本では信じられないでしょうが、レイプ被害者の女性が家族に名誉殺人として殺されることを鑑みれば、家族の手を患わせるより自ら死を選ぶ男性が多いと考えられます。
信仰する宗教や価値観によって、レイプの被害も大きく変わるということがお分かりいただけるでしょうか。
これらを鑑みるに、痴漢やレイプ被害を女性しか訴えられない日本社会、男性のみが加害者・冤罪被害者になり得る日本社会において
「性犯罪」とは、男性に対する弾圧そのものではありませんか!?
酔った高橋大輔に無理やりキスした橋本聖子は、セクハラの処罰を受けるどころか要職に遺留されました。
高橋本人が「大人と大人が酔って羽目を外しただけ」「セクハラでない」などと否定したこともありますが
結局彼は引退を余儀なくされてしまいました。現在期間限定で復帰してますが、セクハラ被害を訴えていたら違った人生を歩んでいたでしょう。
また刑法の新旧を問わず「準強制わいせつ罪」にあたる筈ですが、法改正され親告罪が廃止され、
高橋からの被害届などなくても警察は捜査し、検察も起訴できる筈ですが、なぜか橋本は逮捕すらされておりません。
このように女性は「痴漢」「レイプ」「セクハラ」と叫んだだけで男性を社会的に抹殺できるのに対し
男性は「痴漢」「レイプ」「セクハラ」と主張しても認められない日本社会は、性犯罪という名のもと男性を弾圧していると言えるでしょう!
このような男性弾圧に「うろたえる男たち」などと、女性はいつでも男性に冤罪を着せて社会的に抹殺できると言ってるようなものではありませんか?
昔から既成事実を作ってハイスペック男子に嫁ぐ女性は後を絶ちません。法改正された今、これが犯罪であることを警告して締めくくりましょう。
女性が性犯罪の加害者にならないために、男性が性犯罪の被害者にならないための動画を改正刑法施行と同時期に公開しました。
http://www.gender-atomic.com/99_blank.html
こちらで紹介した以外のケースを想定して、女の男性に対する性犯罪を以下に列挙します。
飲み会で酔った男性を女性が自宅やホテルにお持ち帰りし、男性の記憶がないことをいいことに
事実であろうとなかろうと「昨夜は凄かったよ」「責任取ってね」「妊娠したみたい」などと吹聴し結婚させる手口。
男性の皆さんは。身に覚えのない性交の話を聞かされた場合、シャワーを浴びすそのままの身体で病院に行ってください!
レイプ後の検査で女の退役やDNAが検出されるか否かで、性交の可否がわかります。
もし性交の事実があるならば、酩酊状態時に性行為をされたことになるので警察に準強制わいせつ罪または準強制性交等罪の被害届を出しましょう。
衣服や布団を洗濯して証拠隠滅されるまえに加害者の女を逮捕して証拠を押収してもらいましょう。
泥酔してて性行為できなくても、裸の写真を撮られたり「アンタにレイプされたと言いふらしてやる」などと、後日脅されてやむを得ず性行為させられた場合
「脅迫」によって性行為させられたとして強制性交等罪の被害届を出しましょう。
SATやSWATなどどんなに屈強な警察の特殊部隊でも、犯人が人質を取って脅したら手も足も出なくなるでしょう。どんなに屈強な男性でも弱みを握られて脅されれば女性相手でも言いなりになるのです。
男女の平均的体力差があろうとも、老人や男児が若い女性に腕力で敵うわけがありません。女性が男性をレイプできるわけがないなどという主張はもはやまかり通らないのです!
援助交際していたが、金銭に余裕がなくなり「もうやめよう」と切り出した。すると相手の女は「お金くれないならこれまでの事バラすよ?」と脅し、意に反して性行為を継続させられたなら
脅迫して性行為を行った挙句、金銭を受け取っているのですから女の罪状は「強盗強制性交等罪」にあたります。もちろん男性はこれまでの援助交際について罪にとわれる覚悟を決めましょう。
令和の時代は改正刑法が適用される社会です。これらのように女が男性に性犯罪で訴えられる社会の到来となるでしょう。
イケメン・金持ちの自覚ある男性諸氏は、これらの例にならって性犯罪被害を自覚し、加害者の女をどんどん訴えてください!
当然女性にも性犯罪だけでなく、性犯罪の冤罪被害に遭うリスクが発生します。そうなって初めて女性も「うろたえる」ことを実感できるのではないでしょうか。
そしていよいよ「うろたえる男たち」の反撃です!
「AED装着の男女格差」が示した、この社会にひそむ倫理のバグ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64583
心肺停止などで倒れてから救急隊員が到着するまでの間、AEDが使用された確率を性別で統計を取った結果
小中学生では性差は見られなかったものの、高校生あたりから女子生徒に取り付けられない傾向が見られました。
これはいったい何を意味するのでしょう?
思い出されるのが「女性社員が『男性にAED使われたらセクハラで訴える』という会社に遭遇した」というデマです。
これを投稿した方は問題提起のつもりだったと謝罪し削除しましたが、これとよく似た他の投稿も存在します。
「白雪姫にキスした王子様は準強制わいせつ罪(牟田和恵阪大教授)」がそれです。
https://wan.or.jp/article/show/7589
意識を失っている女性に人工呼吸すれば準強制わいせつ罪になるならば、誰が女性の蘇生措置をするでしょうか。
今回の調査結果はこの影響を如実に表していると言えるでしょう。
最近のAEDは幼児パッドも付いており、1歳以上であれば児童に使うことも出来ます。
千葉市長が男性保育士について問題提起したことによりネットで盛り上がったのを覚えておられるでしょうか。
「男性保育士に娘の着替えをさせるな!」というモンスター親の娘が倒れて息をしなくなった時
服を脱がせることを躊躇してAEDを使用せず、死亡させてしまった時、親はどんな顔して何と言うと思います?
少子高齢化が進み東京オリンピックが終わる頃には女性の2人に1人が50代以上になるといいます。
セクハラ・痴漢・レイプなど女性が告発しただけで証拠もなしに男性を有罪としてきた世代が高齢者となり
いざ心肺停止して倒れた時、性犯罪の冤罪を恐れて「うろたえる男たち」に見殺しにされるのです!
王様が自らの意思で奴隷に触れても問題ありませんが
奴隷が王様に触れれば、即処刑されるのが中世の社会。
女性が自らの意思で男性に触れても問題ありませんが
男性が女性に触れれば、痴漢や強制わいせつ罪で即逮捕されるのが日本の社会。
これまで性犯罪の名の下、散々男性を「弾圧」し、女性専用車両というアパルトヘイトまでもが作られた中世に等しい日本社会。
女性の皆さん、自分が倒れても男性は誰も助けてくれないことにせいぜい「うろたえて」ください!
日本ではこれを四文字熟語で「自業自得」と言うのですから。
7: 名前:gender_atomic
「AED使用で救命率2倍」なのに、"女性には使いにくい"現実
https://www.mbs.jp/mint/news/2019/06/07/070182.shtml
・女性にAEDを使用したらセクハラで訴えられる
・白雪姫にキスした王子様は準強制わいせつ罪
男性が女性への救命措置を敬遠する理由はこれに尽きるでしょう。
ならばこれらが馬鹿げたデマであることを全国民に周知すれば済む筈です。
AEDや人工呼吸で一命を取り留めた白雪姫が警察に準強制わいせつの被害届を出したとして
警察はこれを受理しないでしょうし、受理したとしても検察が起訴できるだけの証拠は得られないし
書類送検したところで検察も起訴しないでしょう。
ところが刑事で不起訴だったもののこれで済まなかった有名な事件があります。
「激しい痛みで目が覚め、その時に王子様が私の上にいて、そして私にキスしていたということがわかりました。
それが今日まで私が直面している悪夢の始まりでした。」などと記者会見したり、black box 2 なる本を上梓したり
善意で人命救助して刑事で不起訴になった筈の王子様が性犯罪者呼ばわりされる事態になる。
多くの男性はこの未来像に「うろたえ」て、女性への救命措置を敬遠するわけです!
そしてこの動画、服を脱がさずにAEDのパッドを装着する方法を紹介しています。
今このタイミングでこれを紹介するのは逆効果ではないでしょうか?
【服を脱がす必要がない】のに服を脱がせば、AED使用のためとはいえ準強制わいせつ罪で訴えられる可能性が高くなるではありませんか!
服を脱がせる前提で、最近のAEDにはテントが付属するようになったのではないでしょうか。
そもそもテントなどで周囲の視界を遮れば、胸の手術後に「胸を舐められた」などと逮捕された医師と同じ目に遭うかもしれません。
医師が自らの潔白を証明するために監視カメラや複数の看護師同伴で医療行為するように
男性が女性の救命措置をするには、身の潔白を証明するために周囲の目撃者が必要です!
倒れて意識のない女性の服に手を差し入れる様子を周囲の人に見られたら何と思われるでしょう?
この絵ヅラはどう見ても痴漢行為を働いているようにしか見えない筈です。
それこそ「女性にAED使用したら痴漢として通報された」が現実にわが身に起こるわけです。
1分でも1秒でも早くAEDを使用しなければならない状況で、着物やセーラー服など脱がし方のわからない服に躊躇するより
同梱されているハサミで衣服を切り裂きAEDを装着したほうがより確実です。この後救急車で運ばれるのに衣服の損傷など気にする必要もない筈です。
また記事には「30代女性にAED 抵抗はなかった?」などと男性にインタビューしている写真がありますが
この絵ヅラは記事にどのような文章を載せるかによって印象が大きく異なってきます。
「周囲に女性はいなかったのか?」「なぜ女性に代わってもらわなかったのか?」「服を脱がせる必要はあったのか?」
などと書かれていれば、それだけで男性が性犯罪者のような印象を与えるでしょう。
そもそもこうしたインタビューをする必要があるのか甚だ疑問です。
「AED使用に服を脱がす必要はない」論こそ必要ない。なぜなら男性がAED使ってセクハラに問われる可能性が増すから。
そもそも女性がセクハラだの痴漢だの声高に主張するようになったからこそ、男性がこうした事態に「うろたえ」女性の生命を脅かす事態に発展しているのです!
女性はいざ自分が倒れて意識が無くなった時、男性にAED使われる事態に「うろたえる」のでしょうか?
それとも男性に見殺しにされる事態に「うろたえる」のでしょうか?
女性の皆さんは白雪姫(=心肺停止状態)となった時、果たして王子様に巡り会えるでしょうか?
それは、貴女がたの普段からの振る舞いしだいでしょう。
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