女の本屋

views

1503

いつ死ぬか分からないけど、今は生きている! 『神も仏もありませぬ』 佐野洋子

2010.04.16 Fri

アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください.

北軽井沢に暮らす佐野洋子さんの日々のエッセイ。山を眺め、友人を訪ね、よろずスーパーの奥さんに感心し、夜中にてさぐりの温泉川へ出かけ、とれたての野菜や果物をもらっては、「自分の人にあげるものはみな金で買う」と恥じる。「オウ、何か文句あっか」と開き直ってみたり、次の瞬間には「神様、ありがとうございます」とつぶやいたり。気分のいい時も悪い時も、佐野さんの言葉は正直だ。そしていつもお腹のそこからほとばしり、そんな言葉で彼女は言う。「生きるって何だ。そうだ、明日アライさんちに行って、でっかい蕗が芽が出すか出さないか心配することだ。そして、ちょっとでっかい蕗のトウが出て来たらよろこぶことだ。いつ死んでもいい。でも今日でなくてもいいと思って生きるのかなあ。この日本で。」(anna)








カテゴリー:わたしのイチオシ / anna /

ミニコミ図書館
寄付をする
女性ジャーナル
博士論文データベース
[広告]広告募集中
〉WANサイトについて
WANについて
会員募集中
〉会員限定プレゼント
WAN基金
当サイトの対応ブラウザについて
年会費を払う
女性のアクションを動画にして配信しよう

アフェリエイトの窓

  • 人間の声で: ジェンダー二元論を超えるケアの倫理 / 著者:キャロル・ギリガン / 2...

  • 産む自由/産まない自由 「リプロの権利」をひもとく (集英社新書) / 著者:塚原 久...

  • ジェンダー平等世界一 アイスランドの並外れた女性たち / 著者:イライザ・リード...

amazon
楽天