第45回 上野ゼミ:書評セッション-澁谷智子『ヤングケアラー』中公新書

◆日時:2019年8月30日(金)18:00~20:00
◆場所:西久保コミュニティセンター
    〒180-0013東京都武蔵野市西久保1丁目23番7号 Tel:0422-54-8990
◆申込み:定員に達したため締め切りました
◆資料代:1,000円

◆ゲスト:著者・澁谷智子(しぶや ともこ)
成蹊大学文学部現代社会学科准教授
東京大学教養学部卒業後、ロンドン大学ゴールドスミス校大学院社会学部Communication、Culture and Society 学科修士課程、東京大学大学院総合文化研究科修士課程・博士課程で学ぶ。学術博士。日本学術振興会特別研究員、埼玉県立大学・立教大学非常勤講師などを経て、現職。専門は社会学・比較文化研究。 著書 『コーダの世界―手話の文化と声の文化』(医学書院、2009年)
編著 『女って大変。-働くことと生きることのワークライフバランス考』(医学書院、2011年)

◆コメンテーター:熊倉 陽介(くまくら ようすけ)
  精神科医・公衆衛生学修士
東京大学大学院医学研究科精神保健学分野
ホームレス状態にある人の支援,薬物依存症,22q11.2欠失症候群、虐待対策、共同意思決定など,幅広い領域の臨床と研究に携わる精神科医。
共著
『ハウジング・ファースト 住まいからはじまる支援の可能性』(山吹書店、2018年)
『当事者研究と専門知 生きのびるための知の再配置』(金剛出版、2018年)
『「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか』(日本評論社、2019年)

◆司会:かにゃんこ

◆概要:ヤングケアラーとは、家族のケアを担う一八歳未満の子供を指す。超高齢化社会を迎え、介護を担う若い層も増えているが、その影響は彼らの学業や日常生活にも及んでいる。本書はヤングケアラーの現状について、調査データ、当事者の声、海外の事例、現在の取り組みを紹介している。本書をもとに、現代社会の中で今まで見過ごされてきた『ヤングケアラー』の存在と彼らが抱える問題をとらえたい。
今回の書評セッションは、本書をもとにコメンテーターが発表し、質疑応答、全体討論を行う。

◆懇親会 20:30~22:30
 会場:和ビストロTORETATE
  会費:3,000円
(懇親会のキャンセルは3日前まで。それ以降は代金を戴きます)

◆定員に達したため、申し込みを締め切りました。

ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実 (中公新書)

著者:澁谷 智子

中央公論新社( 2018-05-18 )