Change.orgの署名ページより

【少人数学級化を求める教育研究者有志からのお知らせです】
『署名のお願い:コロナの危険の中で学ぶ子どもたちに、少人数学級と豊かな学校生活を保障してください。』


署名はこちら↓から。以下のサイトで、趣旨を説明し、呼び掛け人のリストも記載しております。
http://chng.it/wS6MPGwjdv
活動の進捗については、以下のツイッターアカウントで随時、ご報告しております。
https://twitter.com/kodomo_2020

コロナは私たちに色々なことを教えてくれた。
学校がないと、こんなにも大変だということ。
学校は勉強もだいじだけれど、友だちと遊んだり、話したり、食べたりの全部がだいじだったこと。
先生やみんなと、ああでもないこうでもないと考えるのが面白かったこと。

コロナで学校が休みだった時、子どもは一人で宿題をやるのはつまらなかった。親は、やらせるのがつらかった。先生たちもとまどった。
久しぶりの学校はうれしかった。
分散登校でクラスの人数が半分になった時、
先生は少しゆったりして、子どもは授業がいつもよりわかる気がした。

コロナの時代に、子どもを大切にする学校を子どもたちに。
私たちは次の2つのことを求めます。

1.  安心・安全な少人数学級をすみやかに実施してください
  40人学級では子どもの感染を防ぐための身体的距離もとれません。これから必要となる子どもたちのケアや、学習の遅れへの対応も、40人学級ではむずかしいと思います。分散登校中の少人数授業で、一人ひとりの顔がよく見えることや、授業がよくわかることを、先生も子どもも実感しました。全国知事会会長・全国市長会会長・全国町村会会長も少人数学級の実施を求めています。早急に30人学級、その後すみやかに20人程度の学級への移行を実現してください。

2. 授業を詰め込みすぎず、仲間との学びと豊かな学校生活を保障してください
 文部科学省は、授業の遅れは2~3年かけて取り戻せばいい、心のケアを大切にするという方針を示しました。しかし、多くの学校が土曜日も夏休みも授業をしたり、行事を削ったりしています。楽しみな行事も大切にし、子どもたちに仲間との共同の学びと豊かな学校生活を保障するよう、必要な措置を十分にとってください。

 少人数学級化を求める教育研究者有志
  乾 彰夫 (東京都立大学名誉教授)
  内田良  (名古屋大学准教授)
  小国喜弘 (東京大学教授)
  佐久間亜紀(慶応義塾大学教授)
  佐藤 学 (学習院大学特任教授・東京大学名誉教授)
  清水睦美 (日本女子大学教授)
  鈴木大裕 (教育研究者・土佐町議会議員)
  中嶋哲彦 (名古屋大学名誉教授)
  中村雅子 (桜美林大学教授)
  本田由紀 (東京大学教授)
  前川喜平 (現代教育行政研究会代表)
  山本由美 (和光大学教授)

  世話人
   乾 彰夫、中嶋哲彦、中村雅子