
本書はクィア作家でアーティスト、そしてノンバイナリー(自分を男女どちらの性別にも分類されないとする考え)を自認する著者が、歴史、科学、社会学や実体験を交えながら、ジェンダーにかかわる様々なトピックについてやさしく解説しています。
ジェンダーをめぐる基本用語集とその解説、歴史的な出来事や事件、デヴィッド・ボウイやセリーナ・ウィリアムズといった世界に大きな影響をもたらした人々の逸話、人間以外の動物における「性」のはなし、さらには著者自身による乳房切除手術の経験談まで、76項目すべてに理解を助けるポップでカラフルなイラストがついています。
また、本書にはドラマ『女子的生活』の出演・演技指導や映画『ミッドナイトスワン』脚本監修でも話題となった俳優の西原さつきさんが「この本に出逢えて良かった。いつかもし、私が子どもを授かれたら、一緒に読んでみたいと思います。」と推薦のコメントを寄せています。
あらゆる人や国の不平等をなくすことが国際目標としても定められているこれからの時代、私たちがぜったいに知っておかなければならない知識がたくさん詰まっています。
毎日のように変化を続けるジェンダーと世界との関係を学び、自分がどう生きたいかについて真剣に向き合うことができる、これまでにない1冊となっています。
《 本書で扱う項目 》
気温に基づく性決定/ジェンダー・アイデンティティ/代名詞/ジェンダー・ディスフォリア(性別違和)/ジェンダー・エクスプレッション(ジェンダー表現/性表現)/アセクシュアリティ/動物たちの同性愛行動/インターセックス/ナメクジの性/LGBTQ+って実際どういう意味?/ジェンダー・ロール(性役割)/インターセクショナリティ/シェイクスピア/コウイカ/脳みその重さにまつわる神話/1800年代の服装/ルイ14世とハイヒール/ピンクは男の子の色、ブルーは女の子の色/家父長制/ライオン/ホワイト・フェミニズム/黒人少年が黒人男性になる時/ジェンダーと精神疾患/平等性≠公平性/ピンク税/貧困の女性化/「セックスワーク」はよくない言葉ではない/ストーンウォールの反乱/LGBTQ+は一枚岩ではない/カミングアウト運動の危険性/ベクダル・テスト……etc.
《 本書で取り上げる人々 》
デヴィッド・ボウイ/プリンス/フリーダ・カーロ/ココ・シャネル/アノーニ/セリーナ・ウィリアムズ/マーシャ・P・ジョンソン/ラヴァーン・コックス/ハンナ・ギャズビー/フランク・オーシャン……etc.
◆書誌データ
書名 :イラストで学ぶジェンダーのはなし――みんなと自分を理解するためのガイドブック
著者名:アイリス・ゴットリーブ(イラストも)
訳者名:野中モモ
頁数 :210頁
出版社:フィルムアート社
刊行日:2021/3/26
定価 :2200円(税込)
慰安婦
貧困・福祉
DV・性暴力・ハラスメント
非婚・結婚・離婚
セクシュアリティ
くらし・生活
身体・健康
リプロ・ヘルス
脱原発
女性政策
憲法・平和
高齢社会
子育て・教育
性表現
LGBT
最終講義
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